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【雑談】出来なかった親孝行

こんばんは。

先日、卒業式の記事を書きましたが、その時に見た色とりどりの袴で
思い出したことがあり、記事にしようと思いました。
両親が他界したようなタイトルですが、2人とも健在ですw

私の母には5人の幼馴染グループがあり、60年近くの付き合いです。
自分たちの成人式も5人で連れだって行ったそうです。

5人全員が着物を購入して(もらって)いました。なので
「誰の娘が一番早く自分たちの振袖を着るか」と当時話したそうです。
その後5人中結婚したのは3人、その3人全員に娘がいますが、
1人が私の母と1か月差で1番最初にお嬢さんを産みました。

ただ、彼女は結婚してから旦那さんの仕事の関係で外国暮らし。
もう日本に帰ってくる(定住する)ことは恐らくないということで
結局、成人式を迎える一番最初の娘は、母の娘、つまり私になりました。

成人式を控えた時の私は、↑の話も特に聞いたことがなく、
母に自分の着物を着てと言われたことも一度もなかったのですが、
成人式に興味はなく、着物にも興味がないので、
家にあるなら母の着物でいいやくらいに考えていました。

このままスムーズにいったら、親孝行になっていたのかもしれません。
ただ母は、早い段階で私が自分の着物を着ることを諦めていました。。。
理由は身長差ですw

母も小さい方でないのですが、私が想定外に成長し身長差は約15cm。
定規で15cmなんて大した長さではない気がしますが、
着物屋さんで、詰めた部分を直して着れそうか見てもらいましたが
無理とのこと。(ちなみに弟の身長ならどうにかなったそうです笑)

結局、もう一人の方のお嬢さんも
お母さんの着物は嫌ということで、20歳の母たちの会話は
実現することなく終わってしまいました。

母も、本当は私が自分の振袖を着ることを期待していたかもしれませんが、
成長もあなたの育児の賜物!と開き直ってくれていたらいいなと
ふと思った日でした。

今日もお読みいただきありがとうございました!

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