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「継続は力なり」の価値 モチベーションとは?

「継続は力なり」という言葉はご存じでしょうか。
あぁ、知っていましたか。

じゃぁ、2つの意味があることはご存じですか?

あきらめずに継続することで、いつかは成功する。
こっちは多くの方が知っているのではないでしょうか。

もう1つの方。こっちはマイナーですかね。
コツコツと継続できる能力そのものが素晴らしい

なんでこんな話をしているかというと、1万人近辺のチャンネル登録者がいるYouTuberのチャンネルを数個調べてみたんです。

意外と多いのが、動画投稿をやめているケース
そう、彼らは継続できなかったのです。
半分以上が、最後に動画を投稿して、数か月経過している。

ということで、なぜ続けられないのか?
モチベーションとは何か?
そんなお話をしていきたいと思います。

<動画投稿をあきらめた?>

動画投稿するより、価値のあるものが見つかったから、やめてしまったのです。

人間は、インプットとアウトプット、そしてそれに一喜一憂するようにできています。

まず、アウトプットが無いケースを考えてみましょう。

石を拾って水面に投げるとします。
水切りのように跳ねるもよし、ドボンと大きく水が跳ねるのを見るもよし。

ところが、あなたが石を投げた瞬間、石は異次元へ消えます

つまり、何も起きない。
アウトプットがゼロです。
この行為、続けられますか?

まだ、賽の河原で石を積んで、鬼に壊される方がマシです。
積んでいる状態が見えますからね。変化があります。

そういう意味では、アウトプットがゼロというのは、賽の河原の地獄の鬼よりたちが悪いかもしれません。
石を投げるという行為、インプットが無に帰すわけですから。

Twitter、LINE、YouTube、TikTok、このnoteもそうですね。
これらは、石を投げた後、その反応が見られるようになっています。

もちろん、多い少ないはあります。
例えば、YouTubeに動画投稿して、1週間経過。
再生回数1回。
その1回は自分がチェックのために見ただけだったりする。

アウトプットがゼロです。
こういうケースなら、心れ折て、やめるでしょうね。

しかし、先ほど話したYouTuberのチャンネルケースはそうではありません。
チャンネル登録者が1万人いて、最後の動画の再生数だって数千、少なくても数百はあります。

じゃぁ、なぜやめてしまうのでしょうか?

<人が動くには「期待される価値」が必要>

ちょっと例を出しましょう。

・宿題をすると、お菓子をもらえる。
・契約を獲得すると、追加ボーナスがもらえる。
・アンケートに回答すると、ポイントがもらえる。

これらが実現できそうだと思い込んでいるときに、人は動きます。

・いくら宿題をしても、お菓子はもらえない。
・契約件数が断トツでも、追加ボーナスは無し。
・アンケートに回答するだけ。以上。

こんな状態では、動きません。
その行動を止めてしまいます。

これと同じです。

YouTubeやTwitter、LINE、TikTok、noteもそうです。
情報を出す前に、出す人は期待値を持っているのです。

きっと、1000人に見てもらえるはずだ。
イイネは100個はつくはずだ。
YouTubeなら収益の金額かもしれません。

期待される価値が、予想より低い。
そして、次に同じことをやっても、帰ってくる価値は同じく低いだろう。
だから、辞める。やっても無駄だと思う。

そして、動画投稿にかける時間とそのリターンより、当人にとってより有益なものが他にあった。それだけです。

例えば、監獄の中で、動画作成以外のことができず、昼寝すらできない状態。そして、暇で暇でしょうがない。
こうなれば、きっと動画を作るでしょうね。相対的に動画作成以外より有益なものが無いので。

そして、この類のモチベーションはとても危険です。
常に増えていかないといけないのです。

前回は、がんばって契約件数10件とった。
だから10万円の追加ボーナスもらった。
だから今回も、がんばって10件の契約を取った。

上司から見ると、
「昨年と同じ件数じゃないか。じゃぁ、査定は普通だな。追加ボーナス無し。」ってことになります。

「なんだ、頑張っても同じかよ。やる気なくなった。」
ということにつながるのです。

YouTubeの再生回数もそうです。
がんばったので、再生回数が1000再生いった。
次回の動画もすごくがんばったけど1000再生。

あれ?って話になるのです。
自身が期待している結果と異なるのです。

<モチベーションの価値には2つある>

実は、先ほど挙げた例は、外からもたらされる価値です。
自分ではない、他の人から与えられる価値です。

「継続は力なり。」
これができる人は、このモチベーションをどこから得ているのでしょうか?

そう、内側からです。
自分の中からなのです。

だから、親友達から無理だと言われても、上司にダメだと言われても。
それでもやり通せるのは、自分自身を信じているからです。

他の誰から価値を与えてもらうのではなく、自分で自分に価値を与えるのです。
こんなことできる自分ってすごい!」って。

自己満足?
ナルシスト?

いいんじゃないですか?
他の人に迷惑がかかってなければ。

ただし、それが多くの人に認められるようになるかどうかは別。
一生、日の目を見ず、うずもれた状態になるかもしれません。

でも、いいのです。
なぜかって?

だって、その価値は、自分でつけているのです。
自分で、自分の行ったことに価値を見出しているのです。
他人から認めてもらいたいという価値基準ではないのです。

「継続は力なり。」

これができる人は、価値基準を自分自身の中に持ち、自分を信じて、自分の立てた目的に突き進む能力を持っている人ということ。

内的にしろ、外的にしろ、結局はこういうこと。
そう、あなたは価値に支配されているのです!

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

<あなたは本当の数字が見えているか?>

ちと余談。

note、TikTokは、あなたが提供して情報に対して、外的な価値が多くあるように見せています。楽天ブログのアクセス数もそうでしたね。

noteの全体ビューは、記事ページタイムラインに表示された件数です。つまり、誰かの画面に強制的にあなたの記事のタイトル名が表示されただけでカウントされます。
体感的には、全体ビューの数の10%ぐらいの人が、記事ページを開いた人の数って思った方が良いですね。読んだ人は、さらにその半分ぐらい。スキをつけるのはさらにその半分。
ということで、記事の全体ビューの5%ぐらいが、正しい読者数だと、私は思ってます。

TikTokは、投稿した動画が面白かろうが、面白くなかろうが、ある一定数の人に強制的に見せる仕組みになっています。だから、自分の出した動画が100回程度再生され、いかにも価値があるように錯覚します。(特にYoutubeに比べて)

楽天ブログも、記事内にアクセスカウントをするコードを忍ばせて、カウントしてましたが、サーチエンジンのロボットのアクセスもカウントしています。実態は10%ぐらいかな。

こうやって、実態よりも多く見せるってことで、情報提供者のモチベーションを高め、継続して情報提供をしてもらい、そのプラットフォームを盛り上げてもらうという設計です。

YouTubeは、本当の数字を容赦なく見せていますw
なので、全然伸びないってのが本当だとわかり、心が折れる人が多いのかもしれません。(^^;

いただいたサポートは、有益な情報を提供し続けるための活動にあてていきたいと思います!