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そもそも品質工学f 見えている問題と見えていない真実(8)

人間という生物は、都合のいい部分しか見ませんし、聞いた話も自分の都合のいい部分だけ切り取ります。

別に、都合の悪い部分を見ないわけじゃないのです。
見えてない部分を都合のいい情報で埋めてしまうのです。

だから、こういった実験をして、見えるようにするわけですよ。

珍しくオチの無い終わり方だなー
わたる君、大活躍の巻ですね。
たまにはこういう回があってもいいか。

さて、制御因子の数が少ない場合があります。
開発や設計の初期なら自由度はありますが、量産が近くなってくると動かせる因子が少ない。
さらに、量産段階での問題対策となると、もうほとんどガチガチ。
小手先の対策しかできなくなります。

だから、自由度の高い設計初期でロバスト性を考える必要があるのです。
簡単にフロントローディングとか言ってもいいですが、実際はそう簡単じゃない。

なにせ、問題が見えてませんからね。
だから、問題を見えるようにするのが、直交表による誤差因子の実験なのです。いやというほど問題を見せつけられますw

人間というのは、見えてない部分は、自動的に都合のいい情報で埋めてしまいます。

マスクをした女性ってきれいに見えませんか?(笑
マスクの下の真実は無視して、勝手に人間が都合のいい想像で見えてない部分を埋めてしまうのです。

これは、人間という生物の特性なので、どうしようもありません。
だから、無理やり見る必要があるのです。

その真実が、想像と違うなんてことは、普通のことなのですよ。

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