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「新卒ベンチャー」の選択は慎重になるべきか?

昨日の日経でこんな記事がでていた。

#日経COMEMO #NIKKEI

要するに、

  • 成長できる環境としてベンチャーを選択をする自分の成長に意欲的な学生が増えている

  • 一方でベンチャーを自称する、事業内容に目新しさのない企業も一定存在し、しっかりと選ばないと会社の体制が厳しいことや教育環境がないことで入社後疲弊することがある

  • 例えば、インターンでの業務を新卒後もそのままやらされ、ずっとテレアポをさせられている、とかとか

  • 選択は慎重に

ということだ。


個人的にはこの記事を読んで、
成長にどん欲な学生が増え、変革思考の強いベンチャーへの就職を希望する学生が増加していることはとても良い機運だと思う。
一方で、ベンチャー企業に素晴らしい成長環境を求めすぎなような気もする。

新卒においてビジネススキルがない状態で入社することも多く、ベンチャーでしっかりと教えられる環境がない場合、大手企業のように手厚い教育は受けられない。構造上仕方ない部分もあるのだ。

ただ、新卒でベンチャーに入ったら成長できないか?といわれると、少なくともスタートアップで働く身からしても、そうは思わない。
実際にインターンでも非常に成果を出し、成長している人を多くみる。インターンから役員に昇格していくような人も、他スタートアップやベンチャーでも実際に存在している。

入社をするからには、その事業を自分なりに分析してみて、自分のビジョンとその会社のビジョン・目標と合っているか?ということをしっかりと考えるべきだろう。そうでないと、隣の芝生はどんどんと青く見えていく。

最初は簡単な業務から任されていくことが多いが、信頼を積み上げていき、事業解像度を上げて、その事業拡大に貢献できることをどんどん提案して実行していく。その繰り返しだと思う。
自分がこの事業を成長させるくらいの気概があれば、自分で自分の芝生をどんどん青くできていくのだ。
(もちろん、経営側は社員が働きやすく、満足いく成長環境を提供し続けることが求められる)

会社のビジョンとマッチした事業拡大における提案をしても納得のいくフィードバックをもらえずに、実行できない、ということが多発するようであればそれは転職ということを考えることも必要になってくるだろう。

自戒の念も込めて、
「自分で自分の選択を正解にできる」マインドを持つことが重要だと思う。


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