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フランスで抱いたトラウマ体験談 〜 フランス男性はいくつになっても隙あらば?! 〜

こんばんは。
マダム・シュークリームです。

前回、我が家の洗面台が壊れたという記事を書きました。
その記事がこちら↓↓

その中で、夫が修理に来てくださる業者さんと、日程を決めるために電話で話をしたという内容を書きました。

その時に夫が私に対して、
「○曜日はどう?」
と聞いてきました。

・・・え?

その言い方って・・・
もしやと思い、私は夫に聞き返しました。
「あなたはいるの?」
と。

「あ、おれ、いないよ」

・・・・・

「無理です。
 自分(夫)のいる日に来てもらってください。」

そう言った時に、嫌な体験を思い出しました。


そう、あれは何年前だろう・・・

まだ私が語学学生だった頃でした。
その頃は、パリの小さなアパートに夫と暮らしていました。
子どもがまだ生まれる前の話です。

パリの建物はかなり古いということは、皆さんも聞いたことのある話だと思います。私たちの住んでいたアパートも例に漏れず結構古いアパートでした。それゆえ、問題も多かったです。

例えば、

・建物自体が傾いているので、物が転がっていく

・下水がキッチンのシンクに上がってきてしまう

など。
他にも色々問題はありましたが、書き出すと止まらないのでやめておきます。苦笑

たしか、火災報知器の設置が義務になったため、業者の方がアパートの部屋に訪問された時だったと思います。

夫は仕事だったので、私が1人で対応することになりました。
まだフランス生活が浅かったので、

その場にいればいいのだろう、

何か説明があれば聞いておけばいいのだろう、

と思い、そこまで深く考えずに、業者さんに対応することを引き受けました。

業者さん訪問。
男性一人でした。
フランス人的な陽気なおっちゃんでした。

おっちゃんは火災報知器を設置していきます。
小さなアパートだったので、私は他に居場所がなく、仕方なくおっちゃんと同じ空間にいました。でもその時は特に気まずさもなく、話しかけられたらそれに答えるというような感じでした。普通の世間話でした。

おっちゃんが天井に向かって設置しているときに、よろけたのか、手を貸してほしいと言われたのか、あまり記憶に残っていませんが(できれば忘れたい…)、おっちゃんを支えた拍子に抱きついてこられたのです。

私の親切心は完全に裏目に出てしまいました。

おいおい、と思ったので、
「やめてください。」
と、冷静におっちゃんに言ったけど、おっちゃんなかなか食い下がってくる… ( ! 注意 ! 私はフツーの日本人であり、特別魅力があったり、美人というわけではありません)

とりあえず、火災報知器の設置は終わったようなので、帰っていただこうと「ない、無理ですよ。」と話しながら、おっちゃんを玄関のドアの方へ誘導。

おっちゃん最後まで何かを言っていましたが、
日中だし、アパートに他にも住人はいるので、
最終的におっちゃんは出ていってくれました。

ということがあったんです。。。
日常において完全に忘れている記憶ですが、夫と修理の日程の話をした時にふと思い出してしまいました。

そして、強く思いました。

私は、1人の時、対応したくありませんよ、と。

フランスに住み始めてから、最初の数年は街中でも声をかけてくる人が多く困りました。ワーホリ時代の経験と先程の苦い経験もあるので、私はフランスにいる男性に恐怖心を抱いていました。ちょっと大袈裟かもしれませんが…

フランス人 (というより、フランスにいるやや中年よりの男性?)、
外国人の子に結構声をかけてきます。

・お茶しないか?
・フランス語教えてあげるよ
・どこか案内してあげる  など

まだフランス生活に不慣れだと遠くから見ても分かるのでしょうか。
とにかく、以前は声をかけられることが多かったです。

本心で、
海外の女の子と仲良くなりたい、
日本語を話したい、
フランス語を教えてあげたい、
などを思って声をかけてくる方もいるとは思います。

しかし、これからフランスに住みたいと思っている方は、用心するに越したことはないので、1人の時は特に注意してくださいね。

以上、ふと思い出した私のトラウマ体験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊


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