そのときはくる、突然に。
我が家の末っ子、5歳児。
赤ちゃんのころから通っている、年間パスポートを所持している水族館&遊園地で、今日初めて、バイキングに乗った。
それがどうした、だと思うのだけれど、バイキングだけは違うのだ。
この記事にも書いたように、バイキングは長らく末っ子の憧れの乗り物であった。
いつも兄が楽しそうに何度も乗りに行く乗り物。
大きくならないと乗れない乗り物。
最近ようやく身長が110cmを超えた末っ子は、年間パスポートに「110」のシールを貼ってもらい、いざ身長制限110cmのバイキングへ向かった。
両サイドの一番振り幅が大きい場所は避けて、パパと中心に近い席へ。私と長男は末っ子の顔が良く見えるように、反対側に座った。
緊張で顔が固まる末っ子に笑いを堪えている間に、バイキングはふわりと動きだす。
大丈夫かな、と心配していたのも束の間、あの独特な無重力感にわーー!と自分が楽しんでしまい、ハッと気がついたときには、夫がアイコンタクトで「末っ子、もう一回乗りたいって!」と伝えてきた。
兄を呼んで泣き叫んでいたあの頃。
何度も身長確認のボードに背伸びして乗っていたあの頃。
本当に、びっくりするくらい子どもの成長は早くて、びっくりするくらいいろんなことを忘れてしまう。
けれど、こうしてみんなで楽しめるようになった今は、とても楽しいし愛おしいと思う。過去はいつでも美しいけれど、今が一番楽しいし、大切。
幸いにも年パスは更新したばかり。
まだまだ遊ぶぞー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?