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11体の仏像も模型も映像も素晴らしい特別展  平泉に行ってみたい

東京国立博物館の特別展「中尊寺金色堂」に行きました。
展示室に入るとトーハクとNHKが共同開発した仏像超高精細8KCGによる原寸大で再現された金色堂を前に驚きで立ちすくみました。聞いてはいましたが、金色堂の内部にいるような感覚になります。
まさか、これほど素晴らしい映像とは思いませんでした。1回3分ですが3度も見てしまいました。

奥に進むとお目当ての国宝11体の仏像が展示されています。
先ずは、東方の守護神の持国天立像、南方の守護神の増長天立像、の順に鑑賞します。広目天、多聞天は?と探しましたが、中尊寺の仏像は2体でした。360度から鑑賞できるようになっており、2体をぐるっと見ることができます。

持国天と増長天の間に6体の地蔵菩薩立像が展示されています。CGで見ると実際には縦一列に安置されているようですが、6体を360度鑑賞することができます。

真ん中には、阿弥陀如来坐像と左右には脇侍の勢至菩薩立像と観音菩薩立像が展示されています。阿弥陀如来座像は柔和な顔で定印を結び、2体の菩薩立像も360度鑑賞することができます。

11体の仏像は想像していた大きさより小ぶりでした。ガラスケースを通してでしたが、前後左右からじっくり鑑賞することができました。ありがたい展示方法です。

展示室の出口付近に金色堂の模型がありました。模型好きにはたまりません。平泉には行ったことがありませんが、仏像の大きさからすると金色堂もそれほど大きくはないのでしょう。ぜひ、行ってみたいものです。

模型
模型
模型
模型

昨年から仏像にはまっており、仏像関係の本を読みあさっていますが、まだまだ基本的な知識が身についてないことも分かり、一層の精進が必要だと思いました。
仏像だけでなく8KCGの映像や展示映像も素晴らしく、必見の展覧会です。そして、「行ってみたい所」に平泉が加わりました。


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