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007最新作とボヘミアン・ラブソディ

映画007最新作No Time To Dieを観ました。途中、なぜフレディマーキュリーが出演しているのだろうか、と混乱してしまいました。

主演のダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品ということで、彼が初めて登場したCasino Royaleから、Quantum of Solace、Skyfall、SpectreをAmazonプライムで再度視聴してから映画館に向かいました。
悪役が映画ボヘミアン・ラブソディのフレディマーキュリーを演じたラミ・マレックとは知らずに。。。

映画が佳境にさしかかるころ、悪役がボンドの前に立ちはだかります。この悪役、なんか見たことがある、Casino Royaleに出演していたのかな?Quantum of Solace?、Skyfall?、前作のSpectre?
いやいや、これまでの作品では登場していないはず。この声にも聞き覚えがある。この話し方にも。最新作のどこかに登場していたのだろうか?見逃してしまったのだろうか?

モヤモヤとして映画に集中できません。誰だったかな?彼が悪役とは思えないこの違和感はなんだろうか?

そうだ、フレディだ!

これに気がつくのに10分以上かかり、この間のストーリー展開にすっかり置いて行かれてしまいました。

その後も、悪役が善人に思えて仕方がありません。ブラインメイが登場してくるのではないか、とさえ思ってしまいます。007の映画とは分かっていても、どうしてフレディ・マーキュリーが出演しているのだろうか、とも。
ボヘミアン・ラブソディのストーリー展開と混乱してしまいました。

映画ボヘミアン・ラブソディは歌えるバージョンも含めて5回観ました。当時のライブ映像もYouTubeで何度も観ました。映画館では、ラミ・マレック演じるフレディ・マーキュリーと共に声に出して歌い、涙しました。

私の中ではそれだけ感情移入したボヘミアン・ラブソディでフレディ・マーキュリーを演じきったラミ・マレックが007最新作の中で何を言ってもフレディ・マーキュリーにダブってしまうのです。
ネタバレになりますが、日本的な座敷に座りボンドと対峙するラミ・マレックは、クィーンの初来日時のお茶会の場面とダブってしまいます。
突然立ち上がって、We are the Championsを歌い出すのでないか、とさえ思ってしまいました。

エンディングのとき、ダニエル・クレイグの最後の007か、と深い感慨に包まれましたが、同時にエンディングロールでクィーンの曲が頭の中を巡っていました。

今後、ダニエル・クレイグが他の映画に出演しても、007のイメージが離れないのではないかと思いながら帰途につきました。



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