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ワーキングマディソン#1 最後に助けはこない

 妻はいつも倒れている。なぜかというと、いつも全力だから。仕事は神経すり減らすような仕事だし、家事も全部やらなきゃって思いながら過ごしているみたいです。(家事は半々ぐらいで分担してます…笑)

私はどちらかというと楽観的思考で過ごしているのですが、妻は逆にネガティブだし、いろんなところに思考が飛んで、慌ただしく過ごしてます。もう少しゆったりと生活すればいいのにと言ったこともあるんですが、ずっと慌ただしい感じです。


妻のお父さんとの話

 つい先日、妻のご両親と食事をする機会がありました。そこで妻のお父さんが、「娘にはいつも自由に好き勝手に生きさせてた、それから何事も自分で一人でできるようにと伝えてきた」とおっしゃっておりました。

それを聞いて、「ああ、だから嫁はいつも慌ただしく、苦しみながら生活しているのか」と思いました。小さいころから言われてきた価値観に従って、日々一生懸命生きているわけです。

別に妻のお父さんの意見に反対というわけではありません。私も賛成です。妻のお父さんはとある大手会社の営業所長でかなりの経験を積まれている方です。反対の意見などありません。

 私が思うにどう足掻いても仕事で直面するのは、誰からの助けもない孤独な状態で、目の前の状況をどう切り抜くかだと感じます。妻のお父さんもそれをわかって娘にそのような教育をしたのだと思います。


最終局面では誰も助けてくれない、というか助けれない

 前職のコンサル会社の時、当時は入社2年目で不備が多くあったとき、上司から「最後は誰も助けてくれないよ?」と指摘されました。まぁなんともないだろうと思いつつ、1年後に体感しました。

一人前と言われ、一人でコンサル案件を持ち始めたときです。ようやくわかりました。本当に誰からの助けもない。冷たい会社だからとかではないです。結局、最終の成果物を作成し、それをお客さんに提示するのは自分です。

その案件に関わっているのは自分ひとりで、他の誰も内容は知りません。他にも10社ぐらい案件あってひっ迫してるのに、平気でこれやってと指示が飛んできます。自分でどうにかするしかない状況でした。

コンサルだけでなく、その他の職種の方もそうだと思います。営業の方は事前に上司に相談できても対面でお客さんと話すは自分だし、機械整備の人も一人立ちすればお客さんのとこに行って、一人で直さないといけない。

どう頑張っても最後は一人で頑張らないといけない。だから自分の力をつける必要があるのだと思います。

チームワークで有名なマンガ「ワンピース」でもチームとしての絆が光るシーンもありますが、ボスたちと闘う際は、多くの場合、メンバーは一人だけ闘います。結局自分の実力がものを言うのです。


「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

 少し話逸れますが、今やほとんどの方が知っているであろう「スパイダーマン」の「ベンおじさん」が言ったセリフ。超人スパイダーマンになったからには、それなりの責任を果たせということですが、仕事でも同様のことが言えるかと思います。

大いなる力は、「自由×立場」に置き換えれると思います。自由な働き方をしたい、高い立場に立ちたいと思うならば、それなりの成果を出せということです。

最近は(自分もそうですが…)、自分の好きなように働きたいという思考が強くなってきている気がします。縛られないというか。フリーランスの方、起業された方や社長は、自分の後ろ盾がない分、成果にかなり厳しい世界に身を置いているんじゃないかなと思います。尊敬です。笑

何言いたいかっていうと、自由に好きなように(高い立場で)働きたいなら実力付けてから働く、もしくは早々に実力を付ける必要があるということですね。


誰かを頼らないと力を付けれない

 偉そうに言うてますけれども、自分も実力付けないとダメですね。。ひょんなことで、クモに噛まれて身体能力が爆発的に上がるわけでもないし。。いろいろ考えたんですが、私は妻に言いたい。頼れるうちは、頼り切っていいんじゃないかと。

一人でがむしゃらに走るより、すでに経験した人に手取り足取り教えてもらう方が絶対いい。私の立場なら、妻の家事は自分がこなすから、仕事で使う知識・スキルを身に付ける時間に回してもらうとか。

最終局面で苦労するなら、それまでは頼り切って、支えてもらって、実力つける方がいい。そうすると成長するし、最終局面も何とか乗り越えれる。と私は思います。

 受けた善意はどこかに返さなくてはならないというのが自分のポリシーです。くれた本人でなくても、後輩でもよいかと思います。受けたことをそのまま誰かに渡すことで良い巡りになるんじゃないですかね?

私は両親からよく(金銭面的に)助けてもらっておりました。幼いころから定期貯金を組んでくれており、学費はそれで賄えましたし、何かと資金出してくれたりしました。もちろん将来、子供ができたときには、同じようにしてあげたいと思っています。


ワーキングマディソンのコンセプト

 とまぁ、普段自分が仕事面で感じていることを書かせていただきました。どうですかね?私の考え。この世の中、一人では生きれない。とルフィも言っています。チームを大切にし、協力しながらも互いに実力を高めていきたいですね。

 さて最後になりましたが、本テーマのコンセプトです。日頃私が働く上で大切にしている価値感や重要だなと思ったことを書いていきます。いろいろ考えありますので、随時言葉にしていきます。


以上、ワーキングマディソンでした。


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