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照明はアート -FOSCARINI Aplomb-

こんにちは、照明が大好きなMadokaです。
私の好きな照明を少しずつ紹介する『照明はアート』シリーズ Vol.2 はFOSCARINIのAplombについて書きます。

Vol.1ではFLOSのCoordinatesについて書かせて頂いたので、ご興味ある方はそちらもぜひご覧ください。

家を建てる時の照明選びは、ほぼ私に任せてもらったのですが、その中でも絶対使いたい!と思っていた照明の一つがFOSCARINI社のAplomb
実はこの照明、ショールームで見たことはあったものの、その素敵さに気づいたのは海外ドラマの『SUITS』を見たのがきっかけ。主人公の敏腕弁護士ハーヴィーが住んでいるNYのアパートメントのキッチンで使われているのですが、シンプルなキッチンでひと際存在感を放っており、目が釘付けになってしまいました。
1つだけでも素敵なのですが、3つ連なっている姿がなんとも言えない佇まい(語彙力が足りなくてうまく表現できません…)で、私としては完全にツボでした。

百聞一見にしかず、ということで、写真をご覧ください。

コンクリート製のシェードがAplombの特徴。独自のアマルガムセメントという素材らしいです。そして注目頂きたいのがコンクリート部分の厚み。この厚みにより重厚感が出つつ、エッジが丸み帯びているせいかどこか温かみが感じられます。光源は真下から見ないと見えないですし、かなり収束された光を下方向に放っているため、近くから見ても眩しくありません。キッチンカウンターの上に吊るしているので、手元はとても明るくなります。


1灯でも素敵ですが、やはり多灯吊りが圧倒的に素敵!コンクリートの気泡のつき方などが個体によって異なるため、それぞれの味があるのも魅力です。コンクリートシェードの部分と、その上の黒いアルミニウム?部分の組み合わせが好きです。


このような斜めの角度から見る3灯が美しい!


うっすら光が見える角度も素敵です

最後に、夜の写真です。

なんでしょう、この凛とした佇まい…個人的にはため息モノ
"Aplomb"は「沈着・落ち着き」を意味するそうで、イメージにピッタリです

今回この記事を書くにあたり調べていたところ、Aplombはマンホールメーカーとの技術開発によって生まれたそうです。そして、コンクリート製のシェードは、その厚さや構造をクリアするまでに多くの年月を必要とし、素材、技術、そして革新的なデザインを追求するフォスカリーニの精神とテクノロジーが詰まっているとのことでした。
単純に見た目が美しいだけでなく、そのデザインを実現するために様々な技術も必要なんですね。

FOSCARINI社は、たくさんのデザイナーによる、素敵な照明がいっぱいあるので、ぜひ一度チェックしてみて頂きたいです。
そして、今日ご紹介したAplombも、色・サイズ・形が増えていて、それぞれ異なる魅力があるので、お勧めです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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