見出し画像

法隆寺 奈良旅3

石上神宮の春季大祭へ行く前に、朝イチで行ったのが法隆寺でした。
旅行に行く時は石上神宮からの法隆寺を想定していましたが、法隆寺を先にしようと思い立ち早々にチェックアウト。
これが想定外でした。
法隆寺は8時開門だったからそれに合わせれば1時間見て移動しても11時の大祭には余裕で間に合うと思ったのに、法隆寺駅でバスを見たらこれですよ。

7時台のバスがないんだけど


見学者は8時にどうやって行くの?
1.6km歩きましたよ。

そして帰りは9:21から


参道
修学旅行?な学生が
8時前だし誰もいない


リーフレットより
体つきの手水龍

西伽藍の見学より先に、東大門から夢殿へ行く通りを歩いてみました。識子さんは「東大門を出てちょっと先に行った右側の築地塀(つきじべい)に思い切り寄ったところ」で、聖徳太子とコンタクトしています。ここはお屋敷があったそうです。
ポイントは仏教ではなく飛鳥時代に意識を合わせると見える人は色々わかるようですが、私は単にここだよなーって感じで見てきただけです(笑)
でも門を出て「ちょっと先」は屋台みたいな場所があって人がいるので、そこを過ぎたポイントで写真を撮っています。だからここで良いのか不明です。


壺から龍


外から見た西伽藍

拝観券を払って西伽藍に入りました。

五重塔
右手に金堂


左から写しています。左が大講堂


手前が大地からのエネルギーポイント

ほとんど人気のない大講堂で仏様に挨拶し(中は撮影不可)、金堂へ。
ちょうど朝の勤行をされていて、ありがたい雰囲気の中でしばらく中央の釈迦三尊を拝んでいました。
それから拝観券の大宝蔵院を見学して、あとは夢殿なんですが、ここで時間がない!と気がつきます。

八重桜が綺麗


10時台に天理駅へ着くために、法隆寺駅の乗車時間を調べてあったのですが歩いて行ったら間に合わなそう。
時間を見ずにひたすら早歩きで汗だくになって法隆寺駅に着いたら間に合った!

法隆寺へ徒歩で往復してくたびれながら天理駅に着いたんですね。
だから天理駅からはタクシー一択と思ったのです。さらに30分歩く気にはなれませんでした。
ある意味、前日葛城一言主神社のお稲荷さんに旅費のやりくりをお願いしてそれが叶ったわけです。天理からのタクシーも同乗した方のおかげで無料でしたし。
お願い事は自分の努力+神さまのサポートですね。
そんな流れで、15日は法隆寺、石上神宮を訪れました。

後でふと思ったことですが、飛鳥時代のはじめに仏教が伝来して、蘇我氏と物部氏が仏教の布教をするしないで対立したと言われています。蘇我氏は聖徳太子とともに仏教を広めて行ったわけですが、石上神宮の御祭神三神のうち布留御魂大神は物部氏の祖神とされていて、物部氏は石上神宮を武器の保管庫として利用していました。

普通の参拝だったら何も問題ないのですが、私は法隆寺で「飛鳥時代に意識を合わせる」ことがポイントだと知っていますから、石上神宮で春季大祭を見てからの法隆寺は飛鳥時代に仏教を厚く信仰した人にとっては、あまり気持ちが良くないかもしれません。(仏様はそんなこと気にしません)
あのエリアで成仏せずさまよっている霊はいないと思いますが、ちょっと順番的に適切ではなかったのです。

なぜなら、例えば戦争など悲劇があった場所で(ここでこういうことがあったんだな)とその時代に意識を合わせると、体質により彷徨っているものとつながってしまうからです。現代が綺麗に整えられていたとしても、それは起こりうるのです。そういう場所では「現代」にいる自分しっかり意識を置いて、同情したり想像し過ぎないことです。

素敵な飛鳥時代に想いを馳せ、石上神宮で春季大祭という素晴らしい体験をした奈良旅でした。
(その後にもう1箇所寄っていますがまた後日の機会に)

ご拝読ありがとうございます。記事は体験から受け取るものが多く、一歩ずつ挑戦しています。応援していただけると嬉しいです。いただいたサポートは創作活動に使わせていただきます。