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【セルフインタビューVol.23】祝!kindle 本初出版。『50歳からの初海外移住』

娘の高校留学をきっかけに、2023年2月からnoteをはじめました。50歳からの初海外移住(メルボルン)のあれこれを、毎週金曜日に更新しています。2023年8月より不定期として自分自身を俯瞰でみるために、“セルフインタビュー”として、スピンオフ記事をお届けしています。


移住2年目となる今月に完成!

ーー聞きましたよ、ついに本を出版されたそうですね、『50歳からの初海外移住 15歳娘とふたり大冒険in Melbourne』。

夏目 もうその話で持ち切りなんですね、あら、嬉しい。どこでお知りになったんですか?

―― たまたま夏目さんが担当されている記事を読んでいたら、プロフィールのところに見つけたんですよ。そして試しにタイトルをクリックすると、Kindle本として出版されていました。以前から、“本を出版したい”とおっしゃっていたから、本の表紙が目に飛び込んできた時はぐっとくるものがありました。

夏目 私はこらえきれなくて、涙しましたよ……。内容知ってますけどね、もちろんダウンロードしました。

―― 同じく、です。私はKindle Unlimitedに入っているので、タダで読めます。

夏目 私もメルボルンに移住してからKindle Unlimitedでたくさん本を読んでいますよ。いろんなジャンルが読み放題ですから。

初海外移住のあんなこと、こんなこと、やっかいなこと

―― では、本についてお話を聞かせてください。

夏目 この本は、今も書き続けているnoteを加筆・修正してまとめたものです。執筆をはじめた2023年2月から6月までの4カ月の内容を本にしました。書籍ですから、『はじめに』と『おわりに』も書いちゃったりして。

―― noteも1年になりますからね。最初は“移住の記録用”としてはじめたそうですが、書き進めているうちに記録以上の内容になったとか。

夏目 そうなんです。海外移住ってそうそうすることではありませんし、私はビザ取得、娘の高校選びなどエージェントに頼まずにやったので、そのあたりのことも書いておくのもいいかなって思ったんです。そして、移住してからもアパート探し、ライフラインの契約にはじまり、家具をひとつ買うにしてもトラブルというか、わからないことだらけでしたからね。移住した当初でしたから相談できる相手もいなくて、まさに手探り状態……。ネットの情報を頼りにトライ&エラーの連続です。そんなドタバタな日常をnoteに書いていたら、何だか楽しくなっちゃって。毎週金曜日がくるたびに、“今日はどんなことを書こうかな”ってワクワクする自分がいたんですよ。

―― 私も夏目さんのnoteを読んでワクワクしているひとりです。本のタイトルにもあるように、“一緒に大冒険”しています。

夏目 50歳にもなれば、ある程度は経験を積んでいるので、日常生活で“わからないこと”ってそうそうないじゃないですか? 例えば、日本で引っ越しをして電気やガス、インターネットをつなぐのって難しいことではないし、アパートの賃貸契約だって、問題ありませんよね? それが海外となると、勝手が違うので大苦戦するんですよ。“日本だったら、○○ですよね!”っていうことが、あてはまらない。しかも、全部英語でのやりとりですからね。30年前に英検2級をとった私の英語力で挑むワケですから、これは厄介、いやいや難儀といっていい。

―― あの、いつの記事でしたっけ? 移住したばかりの頃、引っ越しで大苦戦した内容をまとめた記事……、あれはじつに面白かったですよ。

夏目 2023年4月21日『海外の引っ越しから学ぶ、メンタルの整え方』ですね。これは大変読者の方にも評判がよくて、歴代1位を誇る人気記事なんです。私も何度も読み返しているんですけどね、我ながらじつによく書けています。読み返すと、当時の凹んだ気持ちを思い出しますよ。

―― それから、娘さんとの何気ない日常のやりとりも私は好きです。

夏目 海外移住って聞くと、何となくキラキラしたイメージがありません? 私もそう思っていたひとりなんですが、実際の暮らしって“日常”なだけ。ただ、そんな毎日のなかで娘の成長を感じる瞬間やできごとがいくつもあって、私にはとてつもなく輝いています。それを見つけたときがホントに嬉しくて書きたくなります。この想いを日本にいる夫にもシェアしたいので、丁寧に書いています。

装丁・表紙イラストは、友人の@mikico1229が担当


―― 表紙も素敵ですね。こちらも自分で手掛けたんですか?

夏目 とんでもない!私は執筆は得意ですけど、絵の才能もないし、デザインセンスもないですから。じつは、私の友人が装丁もイラストも描いてくれたんです! よく見ていただきたいんですけどね、女性がひとりいますよね? じつは私なんです。

―― えっ、夏目さん?!

夏目 昨年の10月にメルボルンに友人が遊びに来てれて、その時、一緒にブライトンビーチへ出かけたんですよ。そのひとコマを絵にしてくれたという、何とも嬉しい内容。しかもね、この絵は私の誕生日にプレゼントしてくれたものです。

彼女の作品をもっとご覧になりたい方はInstagramがあります! @mikico1229


―― それは素敵な思い出ですね。はじめての出版にふさわしい内容です。

夏目 ホント、嬉しかったなぁ。出版した時、誰よりも先に彼女に知らせましたから。彼女のイラストとセンスが大好きなので、次回もぜひお願いしたいです。

―― もう次の本も決まっているんですか?

夏目 このnoteは続いていますから、第二弾、第三弾と出版する予定です。それに、私は“日本でいちばん詳しいA-Beuautyの美容ライターになる”っていう大きな目標を掲げていますから、それを実現するためにもオーストラリアの美容に特化した本を書こうと思っています。

―― そうでしたね、今年の2月のnoteの記事で熱い思いを書いていらっしゃいました。

夏目 先日もメルボルンで大きな展示会に行って新しいブランドを見つけたばかりです。ひとつずつ自分で試して勉強しています。まだまだ時間がかかりますが、必ず成し遂げますから。

―― オーストラリア移住2年目になり、ますます楽しそうですね。

夏目 せっかく海外で暮らしていますから、ココでしかできないこと、今しかできないことに挑戦していきたいです。行動すればするだけ、次の新しい扉が待っていますから。

―― 夏目さんのその行動力、私は好きです。これからも応援しています。

夏目 ありがとうございます。ご期待にこたえられるよう、励みます。

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