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「詩」もどれないんだよ

君はあの時に戻りたいというけれど
過去への道はありそうでないんだよ
いつでも片道切符かな

笑顔の思い出は
静かに横たわっていて
いつでもワクワクをもたらしてくれる

そうだね
気持ちだけは
いつでも往復切符があるね

だからキラキラでいっぱいのボックスが
君の中にあるといいね

そうしたら

冷たい雨に打たれた凍える日も
暗闇間近の夕暮れ時も
静寂すぎる夜に慄く時も
光を放ってくれるだろう

たとえどんなに小さな光でも
君はきっと歩き出せる
それは道しるべ

だから君の宝石箱がそこにある事を忘れないで
そしてそっと覗いてほしい

戻りたくても もどれないんだよ

戻りたくても もどれないんだよ

きっと今が一番良い

そう僕は強く思っている
祈りと共に