三回着れば、似合いますよ
出勤前、ばたばたしていたのでしっかり見られなかったのが悔やまれる。
NHK「あさイチ」のプレミアムトークに出演されていらした、スタイリストの西ゆり子さんがとても素敵だった。
恥ずかしながら、お名前を存じ上げなかったのだけれど、西ゆり子さんがスタイリングされたドラマは拝見していた。(西さんがスタイリングされているとは知らずにだけれど)
北川景子さん主演の「家売るオンナ」。「私に売れない家はない」という決めゼリフ耳に残る、北川さんが演じる三軒家万智。彼女はいつも彼女にしか似合わない洋服を着ていた。似合わない人が着れば単純に「ハデ」な組み合わせや差し色なのに、三軒家万智が着るとぴったりだった。
ほかにも鈴木京香さんが主演の「セカンド・バージン」(このドラマは未視聴)などの衣装も取り上げられていた。役柄にぴたりと当てはまる、他にはない着こなしを提案されていた。
西さんがお話しされていていいなと思ったことがある。
「すてきだなと思ったお洋服は、買ったほうがいい」というもの。
一回着てみて「自分には似合わないかもな」と思って、脱いでしまう。
もう一回着てみて「うーん、ちょっと違うかな?」と思って、脱いでしまう。
さらにもう一度着てみると「あ、意外といいわね」に変わる。
「三回くらい着てみれば、似合ってきますよ」と、西さんはお話しされていた。試着室で「かわいい! でも、自分には……うーん?」となっても、その時に気に入ったお洋服は買ったほうがいいですよ、と。
また、キャリアを重ねてくると、似合うものは変わってくるというお話もされていた。
もっとしっかり拝見したかったなあと思っていたら、西ゆり子さん、noteを使っておられるようで、本も出版されていた。
CoCoStyling Lessonという、個人や企業に向けのスタイリングアドバイスも開始されたばかりだ。
。仕事に来ていく洋服は汚れても良いものばかり。勤務先のカフェで周年記念時につくるノベルティのシャツばっかり着ている。
もともと出不精だったが、おしゃれをしてお出かけをする機会がめっきり減ってしまったため、手持ちの服があればたいていのことは済んでしまう。新しく、心がときめくような洋服に出会うことが少なくなってしまった。
洋服でなくても、ちょっとおしゃれをしたいなという気持ちを再燃すべく、まずは西ゆり子さんの著書を読んでみようと思う。
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