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とどこおるリラックス

一か月半ぶりくらいにシステマのクラスに参加。7月の終わりのワークは参加する気満々だったものの、仕事中(カフェのキッチン作業)、軽い熱中症になってしまったため断念。

1月か2月のクラスぶりにお会いする方がいらして、再会を喜び合う。

8月は時間が合わせられずシステマZoomクラスにもほとんど参加できていない。四大トレーニング(プッシュアップ・スクワット・レッグレイズ・シットアップ)はコツコツ行っているものの、実際に身体を動かすワークは久しぶり。

久しぶりに対人ワークを行うと、自分の身体の緊張ぶりがものすごくよくわかる。肩回りがガチガチだった。

ワークの流れはまずプッシュアップから。

ヴラッドのワークで習った「肩から背中にかけて縦方向と横方向のリラックス」と、ミカエルが推奨している、スロープッシュアップ。2分で腕を曲げて降り、2分かけて腕を伸ばす。とにかくきつい。途中で膝をつくも、それでもきつい。プッシュアップとはいえ腕の力だけで、どうにかなるものでもない。身体を支える足の力と、腹筋も必要。毎日このワークをやるだけでもだいぶ違うはず……。(1人でここまで追い込めるかが一番の課題)

プッシュアップに続き、スロースクワット。ゆっくり腰を下ろし、ゆっくり立ち上がる。二人一組で姿勢をただしながら。垂直に腰をあげる姿勢をキープできず、何度も転ぶ。

拳の外までリラックスを出していくワーク。ひとりでやっていると「こんな感じかな……?」といまひとつ感覚をつかみにくい。けれど相手の体に拳を当てて練習すると「あ、そういうことか」と分かることもある。

わたしの場合は、伝わるのが遅い。姿勢が悪いことと、肩に力が入っていること。あと、途中でひじが下がっていくこと(姿勢をキープできていない)ので、リラックスの力がすっと通らないのでは? とアドバイスしてもらう。

水の流れを想像したときに、流れているパイプがすっきりキレイな状態なら問題なく流れていく。しかし、パイプがいびつに曲がっていたり、ヘドロのような障害物があったなら、そこで流れは少し滞る。まったく流れないわけじゃないけれど、勢いが弱くなってしまうということだろう。呼吸と姿勢が大事なのだけれど、姿勢がおろそかになりがち。

毎回、このポイントがおろそかになってしまい、課題だと分かっていながらも、実際に行うとできていない。何度か繰り返しているとちょっと「あ、これだ!」となるものの。あとから振り返ってみると、力み過ぎてるんだろう。練習あるのみ。

ワークの後半で、指や腕の緊張をとるマッサージを教えてもらう。

指を思いっきり広げる。(割けるかも……折れるかも……くらい)拳自体の力を強くするためには指の動きが重要。

前腕のマッサージ。左腕を右手でつかみ、おもいっきり絞る。雑巾絞りくらいにぎゅうううううっと。掴む力ではなく、指にも力を入れて。痛いのだけれど、手を離した後に熱くなる感覚があり、ぽかぽかしてくる。自分でやると加減してしまうだろうけれど、PC操作などで固まってしまっている筋肉があるので、ほぐしていく。

ワークの後半には、ナイフを持って襲ってきた人にどう立ち向かうか。一番いいのはそんな場面に巡り合わないことだ。けれど、まあ生きているといろんなことがある。教えてもらったからといって、実際に習得できたとは思えない。ただ、相手との位置取りが重要で、相手の攻撃を受けないように距離をつめること。

ナイフを握りしめている場合、うでの筋肉の一部をリラックスさせれば手のひらの緊張がゆるむ(ナイフを落とす)、または手からナイフが離れない場合、体にリラックスの力が流れていって相手はバランスを崩す。

相手の力の流れを制御するというより、力を緩めさせてしまえばいいということだろう。練習で何度か試してみたけれど、体の動きというか、緊張とリラックスの働きかけを体感するのは、とてもおもしろい。

全般的に体がガチガチだった。日々の暮らしは、いつでも緊張状態が続いているようだ。もう少し、意識してリラックスしたい。




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