自分の強みを見失わないために知っておきたいたった1つのこと

・前職では強みだったことが、今の職場では全然使えていない
・この人達の前だとしっかり主張できるのに、別の人たちにはうまく話せない

このような、自分の強みが別の環境で強みじゃなくなったとき、私は自分が全然できない人間だとどん底まで落ち込むタイプだった。おかげで自信がなくなり、会社からの評価も上がらず、さらに自信を失って行動しなくなっていく負のスパイラルだった。

異動や転職を繰り返し、環境が何度も変わってきたことで気づいたことがある。それは、自分の強みは絶対的なものではなく、属する団体の相対によって決まるということ。

例えば、あなたが数字に強い人だとしよう。プログラミングを勉強中でもいい。属する団体に数字に強い人がいない、プログラミングできる人がいない場合、あなたはその団体にとって貴重な強みを持っていることになる。しかし、あなたが数字に強い人ばかりがいる団体やプログラミング一本でやってきた人の団体に属すると、あなたの強みは一気に価値を失うのである。

世の中、そういうものなのである。ここで自分の価値がなくなったかのように落ち込む必要はない。自信を失う必要はないのである。自分にとって強みだと周りに思われたいなら、その強みを団体の平均レベル以上にするか、属する団体を変えればいいだけなのである。

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