まえちゃん札幌移住@北海道観察日記

札幌に移住してきた台湾経由の神奈川県民が、独自の視点で北海道の魅力を分析、発信します。…

まえちゃん札幌移住@北海道観察日記

札幌に移住してきた台湾経由の神奈川県民が、独自の視点で北海道の魅力を分析、発信します。台湾在住4年間半→コロナ禍で強制リタイア→横浜の実家で2年間の子供部屋おじさん→一念発起して札幌移住。

最近の記事

なぜ北海道はキャバクラをニュークラと言い換えるのか?

本州から札幌のすすきのへ遊びに行く時は要注意だ。 なぜなら、北海道ではお店の呼び方の独自ルールがあるからである。 本州でキャバクラと呼ばれるお店は、お店に行くと女の子が横について、お酒を注いだり、お話をしてくれるお店だ。 これは北海道では、「ニュークラ(ニュークラブ)」と呼ばれる。 ゴージャスな雰囲気で、綺麗なお姉さんが横についてくれ、お酒を注いでくれるのである。 一方で、北海道のキャバクラは、時間が来るとおさわりOKタイムが来る。 つまり、北海道のキャバクラと呼

    • 札幌は日本で一番クリスマスイベントが似合うけど、その理由は神様が隠れてるからだ

      札幌は冬のクリスマスイベントが魅力だ。 もっと強調されていいと思う。 2月のさっぽろ雪まつりが有名だが、11月から12月の札幌のクリスマスイベントもすごい。 例えば、11月下旬から開催されているホワイトイルミネーション。 札幌駅、大通公園、すすきまでの札幌のメインスポットでイルミネーションが輝いているのだが、まるでドラマのように幻想的だ。 札幌にいる人は、ドラマの主人公になったかのように、札幌の街を歩くことができる。 大通公園で開催されているミュンヘン・クリスマス

      • なぜ北海道だけラーメンサラダはあるのか?家庭に広まった流れを考えてみた

        ラーメンサラダというサラダの概念にケンカを売った食べ物をご存知だろうか? 北海道の料理で、サラダに中華麺を乗せ、ドレッシングであえた食べ物である。 野菜も炭水化物だし、麺も炭水化物なので、炭水化物オン炭水化物。 サラダのヘルシーとは裏腹に、デブ活を推奨するサラダ業界の裏切り者である。 ちなみサラダ嫌いのぼくもラーメンサラダは好きである。デブ活一直線は楽しい。 さて、北海道で生まれたラーメンサラダだが、ぼくは疑問だった。 なぜ北海道の家庭料理にラーメンサラダは広まっ

        • 北海道の冬のステルス家賃、その名も暖房費

          北海道の家賃は安い。異様に安い。 どれくらいかというと、ぼくが一人暮らしで住んでいた物件が こんな条件である。 うちの彼女が住んでいた物件も書くと この条件だ。 新宿で同じようなワンルームの物件を調べてみると 他にもあるが、だいたい1Kの家賃は7〜8万円前後である。 やはり東京は圧倒的に高い。住み続けるのは大変だ! と言いたいけれど、さすがにフェアではない。 ぼくが冬の札幌で驚いたのは暖房費である。 北海道の物件にはステルス家賃の暖房費がある 北海道は物

        なぜ北海道はキャバクラをニュークラと言い換えるのか?

          自腹で300円切って30分部屋に押し込められる東京の罰ゲーム

          突然だが、あなたはこう言われたらどう思うだろうか? 自腹で300円払って、部屋に入ってください。 部屋の中には30分いる必要があります。 部屋の中には椅子もありますが、けっこう部屋の中にいる人に取られるので注意しでください。 運よく座れても、両隣の人と密着する必要があります。 中は暇だと思うので、スマホなどを持ち込んでも大丈夫です。ただし電源はないので、テレビなどの大型家電は持ち込めません 退屈だと思うので、部屋の中には壁に紙の広告と電子の広告を揃えておきました。

          自腹で300円切って30分部屋に押し込められる東京の罰ゲーム

          お金を出しても食べられないアナザー北海道グルメ2弾「カボチャもち」を語りたい

          北海道出身の彼女と同棲してそろそろ2ヶ月半になる。 彼女に毎食ご飯を作ってもらってるのだが、気づいたことがある。丸っこいイモやカボチャが出てくるが異様に高いのだ。 「これはなんなの?」 そう聞くと、「これはいももちとカボチャもちだよー」と言う。 どちらもジャガイモとカボチャをゆでた後につぶし、片栗粉を入れて、平べったくつぶす。そして焼いたものだと言う。 おそらくいももちは食べたことある人が多いのではないだろうか? 回転寿司のトリトンにもあるし、北海道の郷土料理とし

          お金を出しても食べられないアナザー北海道グルメ2弾「カボチャもち」を語りたい

          お金を出しても食べられないアナザー北海道グルメ「家庭のラーメン」を語りたい

          ご当地グルメを食べるのは旅行の大きな楽しみだと言える。 北海道で言えば、ジンギスカン、味噌ラーメン、スープカレー、寿司、ソフトクリームなどを食べておきたい。 そう思う人もいるだろう。現にぼくもそうだった。 しかし、北海道に住んで10ヶ月。道民の人たちと交わらないと食べれない北海道グルメもあることにぼくは気づいた。 それをアナザー北海道グルメと呼び、ここで紹介していきたい。 お金を出してもなかなか食べれないアナザー北海道グルメの第一弾は北海道の家庭で作るラーメンである

          お金を出しても食べられないアナザー北海道グルメ「家庭のラーメン」を語りたい

          札幌移住で家具を買うなら、真っ先にリユースプラザ札幌を見たほうがいい

          同棲すると、どうしてこんなにお金がかかるのだろう? 札幌に引っ越して10ヶ月。ここ1ヶ月のクレジットカードの支払いを見て青ざめる自分がいる。 地味にお金がかかるのが、物をしまう収納棚である。食器棚は無印良品でオシャレになんてことをやっていたら、2〜3万円が飛びそうで悩んでいた。 そんなぼくを救ってくれたのが取引先のリフォーム業者さんである。彼女はこう言ったのだった。 「家具を買い揃えるなら、リユースプラザがおすすめだよ!新札幌駅近くにあるんだけど、あそこは本当に安いさ

          札幌移住で家具を買うなら、真っ先にリユースプラザ札幌を見たほうがいい

          札幌市にゴミ箱が異様に少ない理由を札幌市民に聞いてみたら、東京の少し先の未来だと思った

          札幌市に引っ越してきて10ヶ月が経とうとしている。 飯もうまいし、移動時間も少ないし、家賃も安い。 全体的なQOLが爆上がりなのだけど、少し困ったことがある。 札幌の街にゴミ箱が極めて少ないことだ。 自販機横にもないし、コンビニのゴミ箱は中に必ずあるので、そのお店で買っていない時は捨てずらい。 地下鉄の駅の中にもゴミ箱はひっそりと目立たないところにある。 札幌の中心に約1.5キロの巨大な大通公園があるけれど、そこのゴミ箱も夜になると管理人さんが来て入り口を縛ってし

          札幌市にゴミ箱が異様に少ない理由を札幌市民に聞いてみたら、東京の少し先の未来だと思った

          北海道のスシローはジェネリックトリトンに進化していた

          北海道に来てから、そろそろ1年間になろうとしてるが、ぼくは疑問であった。 なぜスシローは北海道で繁盛しているのか?と。 いらないではないか。 札幌のスーパーの寿司は100円寿司と同等、もしくはそれ以下の値段で買える。 回転寿司のトリトンや根室はなまるに行けば、カウンター寿司と同じレベルで食べられる。 スシローよ、お前のアイデンティティーは一体なんなんだ? 安さを北海道のスーパーの寿司に取られ、 うまさを北海道の回転寿司に取られる。 スシローのいいところなんて、

          北海道のスシローはジェネリックトリトンに進化していた

          実はヒグマも人間と同じ。生きるために自然の中でお金を稼いで貯金してる

          クマは食べるだけの生活をしてて、「うらやましい」と思ったことはないだろうか? ツバメは空を好きなだけ飛べて、「自由だな」と感じたことはないだろうか? 一方で、人間はお金を稼ぐために毎日働ている。 「大変だ!クマやツバメになりたい!」と思った人もいるだろう。 しかし、実はクマやツバメも生きるためにお金を必死で稼いでる。 そう言われたら、自然の中で生きる動物を見る目も違ってこないだろうか? 彼らが生きるために稼いでるお金の単位を、「カロリー」と言う。 さて、そんな書

          実はヒグマも人間と同じ。生きるために自然の中でお金を稼いで貯金してる

          なぜ北海道に美人が多いのか道民女性に聞いたら「そんなことないよ」と予想外の答えが返ってきた

          北海道には美人が多い。これは日本の定説の一つである。 「北海道には美人が多いよね」 愛知県から北海道の佐呂間町に引っ越した年上の友達にもそう言われたし、長年北海道に通ってる人にも言われた。 検索しても、「北海道 美人が多い」という関連キーワードも上がってくるし、実際に本州の日本人男性はそういう認識だと思う。 ぼくもそうだ。大通の地下街を歩いたり、すすきのを歩いてると、「おお?!」という美人にも会う。 しかし、不思議なのは札幌の人口と美人の相関関係である。札幌市の人

          なぜ北海道に美人が多いのか道民女性に聞いたら「そんなことないよ」と予想外の答えが返ってきた

          Hさんという都会に迷い込んだ道東出身のマイルドヤンキーと未知との遭遇

          あなたはマイルドヤンキーに会ったことがあるだろうか? マイルドヤンキーとは、ヤンキーからオラオラ成分を抜いた人々を指す。 ・地元に住みたがる ・地方や郊外に住んでる ・内向的で、上昇志向が低い ・高校卒業し、地元のわりと収入低い会社に就職 ・小学校から高校までの友達とずっと付き合い続ける ・イオンショッピングモールをディズニーランドだと思ってる (Wikipediaから引用、アレンジ) つまり、地元にずっと溜まって人間関係を作って生活してる人々のことだ。ヤンキーみたい

          Hさんという都会に迷い込んだ道東出身のマイルドヤンキーと未知との遭遇

          日本炭酸飲料水界の横井庄一さん。その名もガラナ

          ガラナという飲み物がある。北海道限定発売だ。味はドクターペッパーに似てる。 沖縄のルートビアや台湾の黒松沙士(台湾コーラ)に似てるという意見もある。 北海道のコンビニやスーパーに入ると「コアップガラナ!」や「キリンガラナ!」という名前が並んでおり、「キリンよ!いつのまにこんな商売をしてたのだ!」と驚くこと請け合いだ。 さて、北海道を旅行する人の疑問は、「なぜガラナという北海道限定の飲み物があるのか?」ということである。 結論から言うと、ガラナは今も北海道で戦争をしてい

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          文化は辺境に残る。函館の立ち食い寿司に、かつての江戸の立ち食い寿司の面影を見た

          函館のシゲちゃん寿司に行ってきた。人生2回目の立ち食い寿司である。 ぼくは生まれてこの方、寿司はベルトコンベアの乗って流れてくるものだと思ってる。 だから、ちょっと立ち食いスタイルのお店に入った時は緊張した。 しかし、函館のシゲちゃん寿司は非常にアットホーム。6人も入ればいっぱいになる店内に、優しい大将と奥さんが接客してくれる。 「これがオススメですよ」「狭くないですか?」「食べにくかったら、皿を移動させてくださいね」と言ってくれた。 回転寿司のタッチパネルのような

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          北海道の回転寿司は魚がうまいのでなく、〇〇がうまいところにスゴさがある

          前回に引き続き、北海道の寿司がいかに身近で手軽で感動的か。 それを今回も書いていきたい。 https://note.com/maechan0304/n/n764d6e8b7780 第2回は回転寿司である。 北海道は回転寿司もレベルが高い。トリトン、根室はなまるなど、有名回転寿司店がしのぎを削っている。 甘い貝に、とろけるようなサーモン、たっぷり乗ったイクラなど、どれもこの値段でいいの?と思える品質(クォリティー)だ。 一人で食べると3,000〜4,000円してしま

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