見出し画像

テストの点を上げたければ「セルフコントロール」を磨け

「このままだとニートになってしまう」
テストの点数が思わしくなかった生徒がつぶやきました。

「いやいや、テストの点が悪いだけでニートにはならんだろう」
と思いますが、「学び」「生かす」ということができることは大事だと思います。

「コンビニの店員やってフリーターかな」
とその生徒は言っていましたが、「そのうちコンビニ店員はいなくなるぞ」と心の中で思っておきました。

「どうしたらいいか」→「受験生はあーだ、こーだ言っても勉強するしかない」のですが、ただ気合では続きません。人間1日くらいは睡眠不足でも頑張れたり、いつもしない勉強を3,4時間できたりしますが続きません。
「こうしたほうがいい」「こうやったらうまくいく」という情報はたくさん得ることができるのにできない、続かない。

ではそれができる人との違いはなにか?
それはセルフコントロールです。

セルフコントロールとは

セルフコントロールとは、自分の感情や衝動を抑えて、目標に向かって努力する能力のことです。セルフコントロールが高い人は、目標に向かって計画的に努力できる人です。逆に、セルフコントロールが低い人は、気分や誘惑に流されて勉強を先延ばしにしたり、やる気が出なかったりする人です。では、どうすればセルフコントロールを高めることができるのでしょうか?ここでは、「睡眠」「計画を立てる」「スマホを使わない時間を作る」という3つの視点から、セルフコントロールを高める方法を紹介します。

睡眠

睡眠は、脳や身体の疲れを回復させるだけでなく、記憶や学習能力にも大きな影響を与えます。睡眠不足は、集中力や判断力を低下させるだけでなく、イライラや不安などのネガティブな感情を引き起こすこともあります。これらは、セルフコントロールにとって大きな障害となります。
一方、十分な睡眠は、脳の働きを活性化させ、ポジティブな気持ちやモチベーションを高める効果があります。これらは、セルフコントロールにとって大きな助けとなります。
私は21時就寝、4時起床を推しています。いやいや、早すぎるだろ!とよく言われるし、夜にスマホ触りたいという人もいます。しかし、中には「やってみて早く起きて勉強するようになった」という人もいます。私もまさかいるとはと思いましたが、続いてるようです。何でも言ってみるものです。

計画を立てる

計画を立てるということは、自分の目標や期限を明確にするということです。計画があれば、自分が何をすべきか、どれくらいのペースで進めればいいかがわかります。これは、勉強の効率や成果を上げるために欠かせません。また、計画に沿って勉強を進めることで、自信や達成感も得られます。これは、セルフコントロールに必要な自己肯定感や自己効力感を高めることにつながります。
では、どうやって計画を立てるのでしょうか?まずは、長期的な目標(例えば受験までにどんな成績にしたいか)を設定しましょう。次に、その目標に向かって必要な学習内容や量を把握しましょう。そして、その学習内容や量を月ごとや週ごとや日ごとに分割し、スケジュール表やカレンダーに書き込みましょう。計画を立てたら、それを守ることが大事です。計画通りに勉強できたら、自分を褒めたり、ご褒美をあげたりしましょう。計画通りに勉強できなかったら、原因を分析し、計画を修正したり、対策を考えたりしましょう。
計画を立てる、実行することは大人になるとより必要になります。早いうちから計画を立て、実行、修正する力を身に着けておくといいでしょう。

スマホを使わない時間を作る

スマホは、便利なツールであり、楽しい娯楽でもあります。しかし、スマホに夢中になりすぎると、勉強の時間や質が低下してしまいます。スマホは、常に新しい情報や通知が届くので、注意力や集中力を散漫にさせます。また、スマホは、自分の気持ちや欲求に応えてくれるので、自制心や忍耐力を弱めます。これらは、セルフコントロールにとって有害な影響です。
では、どうすればスマホの誘惑に負けないで勉強に集中できるのでしょうか?一つの方法は、 スマホを使わない時間を作る ことです。例えば、勉強する前にスマホを見ておき、勉強中はスマホを別の部屋に置いたり、飛行機モード?にしたりしましょう。ある実験においては机の上にスマホがあるだけで集中力が下がったというものもあります。
また、勉強する時間帯にスマホの使用を制限するアプリや機能を利用するのも有効です。スマホを使わない時間を作ることで、勉強に集中できるだけでなく、スマホの使用量も減らすことができます。これは、セルフコントロールにとって有益な効果です。

以上の3つの方法は、「セルフコントロール」を高めるための具体的な例です。しかし、「セルフコントロール」は一朝一夕に身につくものではありません。日々の積み重ねが大切です。自分に合った方法を見つけて、継続的に実践していきましょう。「セルフコントロール」が高まれば、学校の勉強だけでなく、人生全般においても役立つ力となります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?