今回は、2019年に実施した北海道旅行を振り返りたいと思います。前年は東北を旅しましたが、今回はさらに北を目指して旅をします。

0.1 条件付き運航

神戸空港で待ち合わせをします。僕らの家は伊丹空港が最寄りになるのですが、神戸空港発にすると幾分か安く済むので今回は神戸からの出発です。

ところが、台風10号による現地の天候不良の影響で、一応、新千歳空港に向けて出発するものの、引き返す可能性を含んだ条件付きの飛行となりました。果たして、上陸できるのでしょうか。

出発も遅れています。いよいよ搭乗できるようになって、僕ら3人は機内へと入ります。神戸は前日までの悪天候から回復しましたが、これから向かう先はまだ台風10号の強風圏内から脱していません。

とはいえ、僕らが気をもんだところで詮ないことなので、空の旅を楽しみます。18時、飛行機は神戸空港を発ちました。これから先の予定を3人で確認します。明石海峡大橋を横切り、右に旋回して丹後半島の基部あたりから日本海へと出ます。窓の外にはマジックアワーに染まった空が美しく、ひびたんこと響はスマホで撮影しています。海都は寝ています。僕は、引き返さないかと心配で機内放送がいつあっても良いように寝てはいられません。

結局、飛行機は20時頃、新千歳空港に無事に着陸しました。降機すると、神戸よりも涼しく北海道へ来たという感じがしました。

0.2 新千歳空港から札幌へ

新千歳空港駅へ足早に急ぎます。20時15分発のエアポート203号に乗り札幌を目指します。新千歳空港駅からのトンネルを抜けると、外はすっかり日が落ちて暗くなり窓には雨粒が付きます。札幌までは37分です。

0.3 今夜はノースコンチネントまちのなか

僕の大好きなお店のひとつに、札幌・大通駅からすぐのところにある「ノースコンチネントまちのなか」があります。食わせるハンバーグのお店で、ぜひ彼らを連れていってやりたいと、今回の夕食に決めたのでした。ただ、ラストオーダーが21時半で、現在は21時前。地下鉄で行くと時間が掛かりそうだったので、タクシーで向かうことにしました。

ノースコンチネントまちのなかに入り、席に通されます。木のテーブルに落ち着いた店内。メニューからそれぞれ注文します。

熱々のハンバーグがテーブルに運ばれ、いただきます。ナイフを通すと肉汁が溢れます。焼いた石に小さく切り分けたハンバーグをじゅっと押し当てて口の中へと運びます。そう、この味！と久しぶりのノースコンチネントに僕は嬉しくなりました。海都も響も美味しいと舌鼓を打ちます。

0.4 今夜は、京王プラザホテル札幌

今夜は、僕の定宿である京王プラザホテル札幌に泊まります。明日から、いよいよ北海道旅のスタートです。