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現場の声を聞く~保育・学童~

(文 はやし)
市長選挙に立候補を予定している前島さんは11日、自身が創立に関わった保育園で、保育士などと語るつどいに参加しました。つどいは有志の主催。保育園に隣接する学童の支援員、保護者ら約10人が前島さんを囲み、コロナ禍での保育園や学童の状況を交流しました。

保育士は、緊急事態宣言で出勤日数や登園する子どもの人数が減り、心身ともに余裕を持ちながら保育ができた経験を発言。「保育所と保育士を増やして、子どもも保育士もゆったり過ごせる環境を」と要望しました。
学童の支援員や保護者は、昨年の一律休校で混乱した経験から「子どもは未来。もっと手厚い運営支援や財政補助を実現してほしい」と求めました。
さいたま市の学童は、国の財政補助制度を利用するために制度が変更されます。市内の学童の6割で補助金が減る可能性がある問題が出され、参加者からは驚きと怒りの声が上がりました。

前島さんは大学卒業後に、深谷市の「さくら・さくらんぼ保育園」に住み込み、子ども一人ひとりの成長を大事にする保育実践から学んだ経験に触れ、さいたま市が開設準備にとりくむ「送迎保育ステーション」に懸念を示しました。安心して通わせられる保育園を増やすために税金を使うべきだと訴えました。
コロナ禍で給食費値上げなどを市民に押しつけてきた冷たい市政を転換したいと決意を語りました。


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