目標は立てない方が良い?!

3日坊主でおなじみの前川です。

色んな自己啓発の本などを読むと

「何のために生きてるのか?」
「あなたは何がしたいのか?」
「それをすることによって何がしたい?」

などなど、矢継ぎ早に繰り出される質問に「そんなんないっす。。」とどんどん凹み、バンプオブチキンのダイアモンドに癒されること請け合いです。

そこで気づいたことが一つ。

その日の活動とかなら具体的に決めた方が良いけど、先の目標を具体的に決め過ぎると自分の首を絞めがちで、割とフワッとした感じにしておく。
そして、挫折したときに立ち直った回数を数える
ことが効果的だと感じる今日この頃です。

よくぼくも言うのですが、「目的地は具体的に定めるべき」ということって、確かにそれがなければ具体的な手段が定まらない、ということはよくあると思います。

ただ、たとえば「夏までに10キロやせる!」と思って、じゃあ毎月2キロ痩せたらいいじゃん、じゃあ一週間に500g痩せたらいいじゃん。
と落とし込んだとき、3日ほど外食が続いてむしろ1キロ太ってしまったら、たぶん「来週は1.5キロ!」と思うと思いますが、それって割とムリゲーになっていると思います。

やっかいなのが、この「来週1.5キロ」も達成できなかったとき、

「自分はダメなやつだ」
「もうめんどくさい」
「そもそもやる必要あるっけ」

となって、やる気をなくしてしまってやめてしまうことです。

このときに大事なのはそもそも10キロ痩せることではなく、たぶん
「良い体型を手に入れること」
だと思います。

それであれば、極端な話10キロ痩せる、という目的設定は間違っていて、たとえば「腹筋が割れる」とか「人に”痩せた”と言われる」とかいう方が適切になってきます。

もちろんこれは数値化できない主観的な目標にはなるので達成割合を把握できないんですが、いっそこういうアバウトなものを目標にしてしまって、日々の目標を「毎日15分運動する」にした方が達成しやすいのではない?と思います。

ここまでやったとしても、それでも15分の運動すらできない人がいると思います。少なくともぼくはそう。

そこで、「それすらできない、自分はやっぱりダメなんだ。。。」と諦めるのではなく、やりたいのは「お。諦めたぞ自分。よし、リベンジできるかな?」と思って、リトライに成功出来たらそのことをカウントしておくと効果的でした。

ぼくの場合どうしてもめんどくさくなってしまいがちなのですが、そのときに「リトライするゲーム」を自分に設定してみました。

そうすると、リトライに成功した回数が増えれば増えるほど、不思議なことに嬉しくなってどんどんそれをやりたくなるんですね。

要は「それをやればいい」ので、途中で投げたとしてもまた戻ればいい、という発想でやることは、飽きっぽいぼくにはとても効果的でした。

やりたいことの設定というのは、とても大事だと思います。
でもそもそもやりたいことがはっきりしてなかったり、せっかく具体的数値化をしたのにそれが原因でモチベーションが削がれてしまったりする可能性もあるので、ある程度ファジーな設定をしておき、リトライ成功を数えておくと、結局やりたいことが出来るのではないでしょうか。

働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。