僕の打撃理論①

野球していたので、野球のことについて書こうと思います。
野球の中で特に好きだったバッティングの話を…

最近では、
YouTubeやらInstagramやらメディアやらで、
元プロ野球選手や大リーグの選手、
アマチュアでそこそこ活躍されていた選手、
バイオメカニクスを研究されている人などと、
専門家からの様々な打撃理論を紹介されていてますし、
機械などを使用して、数値化もされてきてますし、
バッティングフォームを矯正するような道具までも開発されてきています。

テレビで録画などしなくても、インターネットで検索すれば、すぐに出てくる時代。

僕らの時代にもこういうのがあったらなぁーと思うものばかりです。

そんな時代に一石を投じたいことなのですが、、、

なぜ、どの人もボールを当たるまでのことしか考えないのだろうか。
大事なのって、バットにボールを当てることなのではないのだろうか。。。と。

確かに、
バイオメカニクス(バッティングフォーム)は
とても大事ではあります。
バッティングをする上で、それができるのが前提であるのには変わりはありません。

しかし、バッティングって、相手投手が投げてきたボールに対して、自分が対応する受け身の攻撃(打撃)です。受け身であるはずなのに、自分のフォームばかり気にする練習ばかりでいいのかなと疑問を持っています。

何が言いたいかというと、
バッティングで大切なことは、
1.相手投手を攻略する。
2.相手の配球を攻略する。
3.自分の状態を理解する。
であると思っています。

簡単に例えると、ボクシングなどでは
右アッパーを当てるために、相手にボディーを意識させておいて、相手が反射的にボディーを守り出したら、右アッパーを繰り出すことで、当たってK.Oできた。
などと、そのパンチを出すために色んな戦術を解説者は語ってくれます。

しかし、野球となると
あのインコースを上手く肘でたためて打てましたねー
などと、見たことの解説しかしません。

では、なぜあの場面でインコースを打者が打てたのか。はたまた、なぜバッテリーは何を根拠に数ある配球のなかでインコースを投げさせたのか。
配球がインコースでなく、投手の失投だとすれば、なぜ失投が生まれたのか。。。

これを言い出すと、キリはありませんが、
おそらく、打てる人と打てない人の差は「なぜ」がわかっているのかどうかにあると思っています。
自分なりに「なぜ」の答えを解ける考え方を持っていると思ってます。

使えるか使えないかの
僕なりの打撃理論の紹介になりますが、、、

僕は投手の投球練習に全て、その日の試合で打てる要素がたくさん盛り込まれていると思っています。
アマチュアであれば、投手のキャッチボールからプルペンでの投手練習まで相手投手をのよく観察することが鍵だと思ってます。

今日の相手投手と対戦するのであって、今日の自分のバッティングフォームと戦っている場合でないのです。

具体的には、
ストレートはどの高さに投げることが多いのか。と変化球で1番曲がる球種は何で、どんな大きさか。それだけでも必ずチェックすることです。
そして、試合開始になると、各打者の初球はどんなボールを投げてくるか。などと相手が困るであろう場面の配球を投球練習から読むことです。

これさえ把握し、自分なりの対策を作れれば打てる確率がグッと上がると思います。

試合で全く打てずに悩んでいる人は、ぜひこれをまず実践してほしいです。
これは何もかも、バッティングフォーム(バイオメカニクス)が確立できていることが前提の話にはなりますが。。。

読んでくれている方に野球してる人はいるのだろうか。。。

バイオメカニクスについては、次回以降にまとまったら載せたいと思います。

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