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#15 大磯ウィンドアンサンブル 第24回定期演奏会

さてまたまた久しぶりの投稿です。
Xでは文字数制限ありますし、すべての楽曲をお伝えするためにはいくつ投稿しなきゃならんのか気が遠くなりますのでここでまとめて(笑)

タイトルの通り大磯ウィンドアンサンブル定期演奏会のご案内です。
最初に言っておきますが、大磯ウィンドでは私には演奏曲目の決定権がないのです(笑)
コンクールの課題曲、自由曲だけは決められますが、コンサートのプログラムは団員が決めてますので、それをお伝えしておきます。

第24回定期演奏会 フライヤー

まずは1曲目「オリンピックファンファーレとテーマ」です。
今年の夏にはパリ五輪が控えていると言うことでこの選曲になったようです。
しかしながら毎度のオリンピックでそれぞれの楽曲があるだろうに、このジョン・ウィリアムズの楽曲はいつになっても演奏機会の多い曲ですね。

もちろんオリジナルはオーケストラで演奏されるように書かれています。吹奏楽編曲版はB調に移調されております。比較的ポピュラーなジェイムズ・カーナウ編曲のモノです。
ただやはり原調であるC調と比べてしまうと華やかさに欠けるわけです。

ですので、以前やったときはこのカーナウ編のモノをC調に移調して演奏しました。B管の楽器が多い吹奏楽では、運指等々の絡みで難しくなってしまうんですね。

今回もそれでやろうと準備はしていたのですが、元々C調に吹奏楽アレンジされている楽譜を発見しまして、今回はそちらを使用しての演奏と言うことになりました。パスカル・デヴロイという人の編曲です。

プレイヤーにはキツくなりますが、よりオリジナルに近い音でお楽しみいただけるかと思います。

2曲目!ここ数年話題になっております。樽屋雅徳作曲の「Crossfire ~November22」です。
作曲した樽屋氏の解説にはこのようにあります。

 ジョン・F・ケネディ暗殺事件をテーマに作曲しました。
 1961年1月20日大統領就任時の年齢は43歳で、アメリカ合衆国の歴史上、選挙で選ばれた大統領としては最も若い大統領でした。
 そのわずか2年後の1963年11月22日、ダラス市内をパレード中に何者かに銃撃されアメリカ全土を震撼させました。ケネディが銃殺されて2時間もしないうちに犯人が特定され、リー・ハーヴェイ・オズワルドが逮捕されますが、そのオズワルドもやがて護送中に射殺され法廷に立つことはありませんでした。
 暗殺後に昇格したジョンソン大統領は、オズワルドの単独犯行と結論づけ早々と捜査を終わらせようとしましたが、パレードを見物しようと8ミリカメラを構えていたエイブラハム・ザプルーダーが、偶然にも銃撃を受けた瞬間の大統領の姿をはっきりと映していることから、そのフィルムが分析され、別に狙撃犯がいたのではと考えられることとなります。その後、通称「ウォーレン委員会」と呼ばれる調査委員会が設置され、最終的な結論としてオズワルド容疑者の単独犯行であると断定されました。半世紀以上経った今なお、多くの疑惑が残され、さまざまな陰謀説は後を絶ちませんが、近年の科学鑑定や調査報道ではやはりウォーレン会議の結論が最も真実に近いと見なされていたりと、ケネディ暗殺事件はその衝撃と謎に包まれて、歴史に残る事件となりました。
 曲は冒頭から「謎」と「陰謀」と「ケネディの大統領就任」を表現し、賛美歌の「God Be With You Till We Meet Again」を奏で再び深い「謎」へ展開します。
 その後Adagioでケネディの「無念」を奏で、彼の「記憶」の中をアメリカ国歌を演奏する軍楽隊が通過していく様子を表現しています。
 やがて「希望」や「無念」が入り混じった心情を、強奏のコラールとその中の細かいパッセージによって表現し、再びテンポはAllegroになり「謎」を残し曲は幕を閉じます。

はい(笑)
手抜きです。

1部最後には「トゥーランドット」ですね。
これは一部の団員が長年にわたりやりたがっており、選曲会議の候補に幾度となく出していたものの、今回ようやく採用となったようです(笑)

楽譜も比較的ポピュラーな後藤洋編曲版を使用します。
これがなかなかキツいのですよ(笑)
吹く方もキツいんでしょうけどこちらもかなりのエネルギーを消費するんです…
ただお客様は耳馴染みの多い曲でしょうからがんばりますね(笑)

つづいて2部。
1曲目はおなじみ「名探偵コナンのテーマ」です。
2部の曲目はそれぞれの説明もいらないくらい皆さんご存知のモノばかりです。

2曲目には「故郷の空 in Swing」ですが、のちに出てくるBBBと共にスウィングにとても苦労させられています(笑)
私自身はあまりスウィングに対して苦手意識はないのですが、なかなかプレイヤー全員をそれに慣れさせるのは至難の業です。

3曲目…一番平和かも(笑)
「ジャパニーズ・グラフィティIV」です。
これは弾厚作メドレーです。
弾厚作とは加山雄三さんの作曲家としてのペンネームです。
よって、加山雄三メドレーってことですね。
君といつまでも→お嫁においで→サライのメドレーです。
昨年惜しまれつつ亡くなってしまった谷村新司さんへの哀悼の意も込めて演奏いたします。

そして2部の締めは「Big Band on Beat!」
ディズニーでは「Big Band Beat」で「B.B.B.」と呼ばれているモノですね。
スウィングしなけりゃ意味がない→A列車で行こう→イン・ザ・ムード→オール・オブ・ミー→シング・シング・シングのメドレーです。
スウィングしなけりゃ意味がない!のにスウィングが苦手です(笑)
ホント難しいですね。
果たしてどこまでやれるか…がんばります。がんばらせます(笑)

さ、3部は1曲だけです。長いですが…
ミュージカル「ミス・サイゴン」からシンフォニック・ポートレイトです。
ミス・サイゴンの吹奏楽版と言えば宍倉晃版が少し前に流行りましたけど、今回我々はヨハン・デメイ編曲版を演奏いたします。
こちらは18分くらいありましてかなりキツいアレンジです(笑)

聴衆の皆さんにもかなりキツいのではないかと…

ですが、そのスケールは圧巻!
デメイのさすがのアレンジでお腹いっぱいになることは間違いないと思います。

全体を通してかなりウェイトのあるプログラムですが、前述の通り耳馴染みの多い曲を集めましたので、お楽しみいただけるものと思っております。

もうこれもお伝えしておきましょう。
アンコールは2曲用意してあります。
1曲は2024年度コンクールの課題曲。アレです(笑)
もう1曲はもはやアンコールの定番曲と言っても過言ではなかろうアレです。

わりと駆け足で話してしまいましたが、5月5日のこどもの日。
ぜひ平塚のきれいなホールにご来場いただき、GWのひとときをお過ごしいただければと思います。13:00に開場します。13:30には開演しますので、ぜひ冒頭からお楽しみください。


くどいけどもう一度!

みなさまのご来場をここよりお待ちしております。
こちらは残りの練習を全力で駆け抜けてまいります。

ご期待ください!!

ではまた〜!

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