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【読書録】『無意味のススメ』と人生に意味を求めることについて

『無意味のススメ』という本を読んだので、印象に残った言葉をメモしておく。

・意味を求めることは私達の心を疲れされる
・「意味」に出会う回数は増えている(2000km離れた見知らぬ誰かのつぶやきに思考を左右される経験が昭和にあっただろうか?)
・情報という大量の「意味」は、日常を縛る
・誰かの用意した「意味」に未来を左右されるのであれば、そこまで真面目に生きる意味は果たしてあるのか?
・「無意味」は罪ではない、むしろ意味のある行為だけ選んで実行しておいて成果を挙げられないほうが良くない

本の内容はこんな感じだった。

今日はこんな言葉にも出会った。

世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。         ニーチェ

ニーチェの言葉が、本の内容と繋がった。

普段の私は、こんな感じだ。フランス語は役に立つから勉強する。でも古事記は役に立たないから読まない。芸術は役に立たないから勉強しない。

図書館で本一冊選ぶにしても、長い小説を読んだところで何になるんだろう?と思い、手を止めたりすることがある。

いつの間にか、人生に意味を求める神経が研ぎ澄まされてしまった気がする。。

道がどこに続くのか、その道は将来有望なのか?

なんてことを考えずに自分のやりたいことに没頭する時間を少しづつ増やしていきたい。

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