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中学の時のはなし。占い。〜思い出話をしよう〜

中学生の頃のわたしときたら、毎朝テレビの占いを齧り付いている子だった。星占いの順位、血液型占い、ラッキーカラー、ラッキーアイテム、ラッキー池田。とにかくなんでもいいからラッキーが欲しかった。

というのも、中学の頃のわたしは振り返ってみてもかわいそうだった。クラスでは無視され、部活でも無視され、家に帰っても姉二人とし両親に小言を言われる日々で、とにかく楽しくなかった。どこかにラッキーが落ちてやしないかと、自販機のおつり受けを探し、向かいのホーム、路地裏の窓も探し、そんなとこにあるはずもなかった。

大好きだったケンケン(チキチキマシーン猛レースの)のTシャツも、それを着ている時は必ず嫌なことがあったのでゴミ箱に捨てた。アンラッキーTシャツだった。

いつからわたしはテレビの占いを見なくなったんだろう。あんなに頼りにしてたのに。いつからわたしはラッキーを探さなくなったんだろう。人は変わるんだね。テレビの占いもラッキーほにゃららも、もう忘れてしまっていたけど。娘が中学3年生になり、いよいよかーと思っている。何がいよいよなのかはわからないけどとにかくいよいよ感。いよ感なのである。いよいよあの中3だ。わたしの中3も思い出せるだけ思い出してみよう。

おもひでぽろぽろのように。

大好きな、
"マムシに噛まれたラッキー"
の写真貼っておこう。元気ない時みるやつ。

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