焙煎は“ものづくり”と同じ。|aenn coffee(あえんこーひー)
あなたの「やってみたい!」をアシストする間借り情報メディア・間借り人(まがりん)。わたしたちは『点と点を“線”にする。』をコンセプトとし、発信しています。
今回は、間借り出店/オンラインショップでコーヒーを提供しているaenn coffee(あえんこーひー)さん。焙煎を始めたきっかけや、インディーズスタイルとは何か、いま考えている“将来像”など。さまざまなお話を伺いました。
ー まずは、コーヒーを飲むようになったきっかけから伺いたいです。
新卒時代は東京で約5年間生活していました。LIGHT UP COFFEEがきっかけで浅煎りの良さに気づいて。名古屋に戻ってきてからも仕事の合間に喫茶店やカフェに立ち寄ってコーヒーを飲んでいました。浅煎りから深煎りまで幅広く飲むことでどんどん好きになって、人とのつながりも増えて楽しいな〜と。マルシェに出店している方の姿を見て、自分もやってみたい!と思ったのが最初です。
ー 焙煎もご自身でやっているとのことですが、経緯は?
もちろん、自分で挽いて飲むのもいいですが、焙煎からやってみたらもっと楽しくなる気がしたんです。NIMROD Coffee Shop(ニムロドコーヒーショップ)のオーナーさんが「焙煎機を使っていない時間があるから、興味あればやってみる?」とチャンスをくださって。二つ返事で「やりたいです!」と。焙煎も挑戦し始めました。
ー 焙煎は独学ですか?
焙煎機の基本的な使い方を教えてもらいました。良心的なオーナーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ご厚意でオーナーさんからレシピを借りてやってみて、YouTubeを見たりワークショップに参加したりして勉強しています。
ー aenn coffeeさんにとって焙煎とは。
焙煎は“ものづくり”と同じ。扱う豆、季節やその日の気温によって焙煎の仕方が変わってきますが、その正解/不正解がなくて自由なんです。だから好き。ずっと楽しいですね。
最初はオンラインショップだけにしようと思っていました。出店し始めるとそのつど気づきがあって、いまは積極的に出店しています(出店のご依頼大歓迎です!)。基本、そのときその瞬間に1番おいしいと思うコーヒーを3種類用意しています。好みをヒアリングして「これがいいんじゃないですか」と提案して淹れるようにしていますが、忙しくなるとそれができなくなるのが悩みどころです。
ー 週末に出店されているイメージですが……
平日は会社員、毎週水曜に焙煎、週末メインに出店する“インディーズスタイル”で活動しています。僕はコーヒーに特化して活動しているので、フードを提供している方と共同出店することが多いですね。1人で出店するよりかは誰かと一緒の方が楽しくて、助け合いの精神で出店してます。
ー “インディーズスタイル”と名付けた理由、思いはありますか?
好きなバンドメンバーが、平日は他の仕事を、週末にライブをやっていて、自分たちでCDをつくっています。そのスタイルに昔から憧れの念を抱いていて。まさにインディーズスタイルだなと。そこからです。
ー 最後に、いま考えている“将来像”についてお聞かせください。
いまは出店ベースに活動しているので、誰かと一緒に定期的に間借り営業ができたら嬉しいですね。将来的には自分の焙煎機がほしいです。
= 編集後記 =
会社員とコーヒー屋の二足のわらじを履いて、周囲の方々と一緒になって“ものづくり”をしているaenn coffeeさん。素敵です!
ステッカーやキャップなど、友人のデザイナーさんと一緒につくって販売しているそう!私は“あえんくん”ステッカーが気になりました。今後の出店情報は公式Instagramから要チェックです。(zaki)
会いに行く ▷▷▷aenn coffee(あえんこーひー)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?