過去を舞台にした作品を創ろうとする時、時代考証とか、史実とかの検証が必要になってくる。
案外、落とし穴なのが自分が既に生存してる時代くらいの、ちょっと昔のこと。
知ってるつもりで案外ときちんと覚えていない。
記憶違いもあったりする。
インフラとか、モノならば、まだ探しようがある。
でも、その時代では、そういう扱われ方がされていたのかどうかというのは、なかなか見つけにくい。
特に差別的感情や、差別的扱いに関しては難しいと思う。
ジェンダーのこと、出自のこと、そういうものは10年でもかなり違っていたりする。
ファクトチェック、とても大事。
それが難しいから、異世界とかそういう方向に小説が走るのかもしれないなと思ったりする。