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日記:20240228〜石川浩司・原田高夕己『「たま」という船に乗っていた(さよなら人類編)』〜

 元たまのドラマー・石川浩司さんの自伝エッセイを、原田高夕己さんが漫画化した『「たま」という船に乗っていた(さよなら人類編)』を読んだ。WEB上で公開されていたものを一通り読んだことはあったけど、ちゃんと一冊通して読んでおきたくて購入。

 『まんが道』を思わせる絵柄が味わい深くもあり、青春群像劇のにおいも漂う。情熱と才気を抱えた人たちが導かれたように集結する模様が読んでいてワクワクするし、羨ましささえ感じる。

 その中で柳原さんが当初から音楽性・方向性で異質な面を見せていたり、ラストピースとして参加した滝本さんの「たま」へのリスペクトの深さがとても興味深い。

 あと石川さんが高校時代まで群馬県で過ごしていたことを初めて知った。農二だったんだ。

 イカ天でブレイクして以降を描いた「らんちう編」も続刊予定らしく待ち遠しい。


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