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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第28回 ロック対談_だぶる模話模話模話~ベーシストってどうよ?4~〈ライクーダーかっぱ巻き、エアロスミス鯛焼き、米国先住民のロック影響、グレッグリドリー、フレッディビロウほか〉」

模話1「ベーシストやギタリスト以外のみゅーじしゃんの話だったね」
模話2「脱線多いけどね」
模話1「まあ、終活だと浮かんだ記憶はしゃべりたいよね」
模話2「最後のひとことですかい。それにしちゃあ長いよ。まだ死にたくないってエゴの声が強そうだね(笑)」
模話1「なだしんのもちとか、ドンキのカレーせんとか、やわらぎとかまだ手放せないかもな…」
模話2「でも、ずいぶん執着薄まってるでしょ」
模話1「確かに、家系ラーメンとかカツ丼とか執着なくなった。肉がだめになりつつ」
模話2「子ども時代まったく肉は食べられなかったじゃん。戻ってるだけかもね、本来の自分に」
模話1「長い旅が終わりつつあり、肉がだめだった子ども時代に回帰ってか?」
模話2「年だから肉はいいんじゃない?時々食べりゃあさ」
模話1「昔、ある校閲の人からさ、ライクーダーが菜食主義者だったって聞いたよ。前の仕事で映像関係だったらしく、かっぱ巻き注文手配したってのが自慢だって言ってたな」
模話2「エアロスミスの鯛焼きの話知ってるでしょ?」
模話1「うん。ジョーペリーが鯛焼きは完全食だって言ってたらしいから、彼もビーガンなのか?」
模話2「浪速や総本舖の鯛焼きが好きなスティーブンタイラーは江戸っ子みたいでいいな。浪速やだから大阪か?(笑)」
模話1「いまリンゴ餡の鯛焼きはエアロスミスが提案したのかな?」
模話2「鳴門鯛焼きは求肥みたいなもちが入ってる高級なやつで、スティーブンタイラーはもっと庶民的なやつが好きらしいよ」
模話1「クロワッサン鯛焼きに否定的だったりして(笑)」
模話2「江戸っ子みたいでいいな(笑)」
模話1「スコセッシのブルースの映画でさあ、あの頃ロック聴いてなかったときに、百周年かなんかのイベントにスティーブンタイラーとジョーペリーがアイムキングビーかな?スリムハーポとかストーンズで聴いたやつをやっててぶっ飛んだよ。デヴィッドヨハンセンもうまかったし、白人的ブルース解釈の痛快さをあらためて感じましたね」
模話2「スティービーレイボーンって一時期はまったけど、黒人のブルースとは戦うもんじゃなくて、ただ好きですげえからおれもやりたいっていうのが白人のえらいとこだよね。ある意味ピュアじゃないかと」
模話1「ジョニーウインターとか、もしかしたら米先住民の血が入ってるんじゃないか?スコセッシの映画だと、黒人のブルースには米先住民の影響が大きいみたいだからね。モッズが愛したなんとかいうコンピアルバムで確か、ローウェルフルスンの〈トランプ〉入っててかっこよかったよな。あの方もミックスらしいよね。BBキングが一目置いていた人なんだってさ」
模話2「もわくんが修行したチャーリーパットンは両方の血が入ってるし、ジミヘンもチェロキーとか黒人とのミックスらしいじゃない?」
模話1「血が入ってるってのも失礼な感じもする。魂は別だし。でも肉体的遺伝子の音楽への影響は無視できないよね。聴いてる人間は体感してるし」
模話2「それがまたすばらしさでもある。遺伝子を使って素晴らしい音楽への挑戦や創造をしてきたわけだしね」
模話1「だいなしにするようで悪いけど、遺伝子ゆえに似てるっちゃにてる。Aくんが言ってたがみいんな一緒にきこえることもまた地球人ならでは(笑)」
模話2「なんかすぐ差別とかいうやついるけどさ、うんざりだよね。ほんとは黒人音楽至上主義も差別だけどね。実際ミユージシャンの方々はリスナーが考えてるより柔軟な人も多かったと思うよね」
模話1「実際より仲はいいんじゃない?」
模話2「好き嫌いは激しい世界だとは思うよね」
模話1「好きでもないのに、いいですね~ってのは音楽では無理。好きじゃない曲やるときやる気出ないし、気が入らないもん」
模話2「ある意味アストラル世界に近いかもね」
模話1「今回のテーマなんだっけ?(笑)」
模話2「ギタリスト以外で気になるミュージシャンね(笑)」
模話1「疲れたから次回ね(笑)」
模話2「続く~」

【続く】
©2023 tomas mowa