2020年1月にヨルダンから日本の実家に向けて送ったポストカードが、3年10ヶ月後の2023年11月にやっと届いた。

まさか自分でその手紙をポストから取り出すなんていう未来は想像していなかった（笑）

字を見てすぐ私が出した手紙だということは分かったが、あまりにも昔のこと過ぎて、一瞬混乱した。
消印のシールに書かれた「2020/1/22」という表記を見て、やっと思い出した。
その時に出した手紙だって。

同じ日に、伯母や友だちからも、私からの手紙が届いたという連絡を受けた。
そういえば当時、何通か同じタイミングで送っていた。

もうとっくにヨルダンの郵便局で破棄されたものだと思って諦めていたから、こんなに時間が経ったのに、ちゃんと届けてくれてむしろ驚いた。

このことをSNSに載せると、同じくヨルダンに住んでいた日本人の友だち少なくとも3人から連絡があり、それぞれ1〜4年前にヨルダンから出した手紙が、全く同じ日に日本の住所に届いたらしい。

おそらくヨルダンの郵便局で、日本宛ての郵便物をしばらく溜めていた、、、？（笑）

4年越しに届いたポストカードには、
「ヨルダンで一人暮らしを始めて2週間が経とうとしています。本当に優しくてあったかい町だから、これから2年ここに住めるということがすごい嬉しい。」
なんて書かれていて、当時の新鮮な気持ちを思い出した。

結局コロナの影響で当時は3ヶ月半の滞在で終わったけど、2021年の10月に再びヨルダンに戻り、それから2年間ヨルダンに住むことができた。

ヨルダンの郵便局の怠慢（！？それか、ある程度の量の郵便物が溜まるまで日本に送らないという謎システム！？）のせいで、当時老人ホームに住んでいたおばあちゃんに出したポストカードは、おばあちゃんの手元には届かず。

でも、私がポストカードを受け取った同じ日、その老人ホームにもヨルダンからの手紙がちゃんと届いていたようで、伯母がそれを受け取って、おばあちゃんの仏壇に供えてくれるみたいだから、天国でちゃんと読んでもらえるかな。

今日は、ヨルダンに住んでいる友だちが、私に手紙を送ってくれると連絡が来た。

果たして何年後に届くのか、、、

ヨルダンからの手紙は、宇宙から届く手紙みたいだな。