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夢物語|宇宙旅行の思い出

※夢でみたことを物語にしたものです。
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銀色の高級マンションの一室で、スーツに身を包み、身なりを整える。
今日は宇宙旅行出発の日。
エレベーターで40階、50階とぐんぐん上がり、最上階は宇宙船搭乗口。
期待に胸を膨らませ船内に乗り込み、船はマンションから切り離されて宇宙へ出発。
狭すぎず広すぎず快適な船内では一人だった気もするし、
いつのまにか5、6人の仲間がいた気もする。
静かな宇宙を長い長い時間旅をして、まずたどり着いたのは小さな星。
最初のミッションは、この星のスーパーマーケットで星5を獲得すること。
このスーパーでは一部の商品を買うと自分のランクが変動する。
キャンディを買うと星3に、ガトーショコラを買うと星5に。
最初からガトーショコラを買っておけばよいものを、
欲しいもの・必要なものを買ううちに調整が必要になってしまった。
何とか自分のランクを星5にし、スーパーを後にする。
その星の居酒屋で皆でバイトした後は、宇宙船に戻って地球への帰路につく。
居酒屋まわりでものすごいドラマがあったのだが、ここに書くことはできない……。
帰りの宇宙船の中、忘れ物がないか自分のスーツケースを確認していた。
靴を一組、二組と揃えて入れ直す。
黒いブーツ、スニーカー、赤い派手なパンプス……
こんな靴、持ってきたっけ?
弟の靴を間違えて入れてしまったのかもしれない。
と思っているうちにスーツケースの中の靴はどんどん増殖し、
整理に追われているうちに、気が付くと自分は両親の家にいた。

楽しい宇宙旅行だった。


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