見出し画像

他人を変えるにはどうしたらいいか考察する。

「彼氏が変わってくれなくてさー」とか「部下が使えなくて」ってめっちゃ聞く。
 じゃあ、どうしたらいいのかなって考えてみた。

「他人を変えるにはどうしたらいいか」
●結論:まずは自分を変えるしかない
●理由:今のやり方では変わらない事は確実だから

●説明
 はっきりと断言しておきたいのだけど、他人を変えたいと願うのは浅はかな行為だと思う。
 そして、ありもしない期待をかける事も浅はか。可能性を他人に委ねるべきじゃない。

 もし悩んでるのが恋人の事なのであれば、しっかりと別れる基準を設けて判断をした方がいい。

 そもそも、恋人を変えたいと思う心理の奥底には「私には合わない」という思いがある。

 どれだけ立派な理由があってもそう。
 本人は別にタバコを吸って煽る様に酒を飲んでそれで死んだって、色のない人生よりはいいと思っているんだから聞きやしない。

「健康でいてほしいから」とよく言うけれど、それは長く一緒にいたいと思う「私には合わない」。自分のわがままともとらえられる。
 真っ当な主張でも、価値観が違う相手にはわがままにも映る。

 その人じゃないとダメ? と思うけど、今回はあえて違う角度から。

 まず「本人は変わりたいと思っていない」。この事実を受け入れる事が大切。
 だから変わってほしいはわがままで、余計なお世話。
 だったらそれを、わがままじゃなくしてしまえばいいだけ。

 人間は、他人から言われたことは〝させられている事〟って思って批判的にとらえるというめんどくさい性質を持ってる。
 だから、自ら変えさせるには? という風に考えたらいい。

 心理的に他人を変える方法なんて、いくらでもある。
 どういう風にしたらその人が自分から変わりたくなるのか。
 簡単な所で言うと、気付いてるよ、凄いね、って褒めたり。

 部下が思った通りに動かなくて困っているのなら、たまにちゃんとしたときに「いや、ありがとう。こんな風に動いてくれたから助かったよ」と明確にこの部分を指して声をかけるとか。

 恋人がタバコをやめなくて困っているなら「今日、タバコの本数少ないね。嬉しいから、お菓子買ってあげるね」とか。

 やり方はたくさんある。心理的なやり取りの技術は身に着けておいて損はないと思うけど、ただ、その手間を回収できるかどうかも一緒に考えた方がいい。

 そもそもなんだけど、アニメキャラってさ。
 急になんだって話なんだけど、アニメキャラって、ありのままのその人を推すよね。
 グダグダしていた推しが、なんか急にキリっとしてタバコやめて日中働き出したら、それはなんか違う。

 その〝ありのまま〟じゃなかったら、そもそも好きにならない訳で。

 そうやって現実世界でも、その人ありのままを見て判断してみたらいいんじゃないかって話。

 とはいっても自分の人生がかかっている訳だから、長い事関わる事になるのなら、〝話し合って中間地点を見つける努力をしようとする能力があるか〟くらいは見といたほうがいいのでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?