「sprout!」は、八燿堂の所在地である信州・長野県の東＝「東信」ローカルのプロジェクトです。podcast、note、本の3つのチャンネルを使って、地域で活動する人たちへのインタビューを紹介し、人や土地の魅力を発信し、ローカルの社会問題や地球規模の気候変動について掘り下げるとともに、「本と暮らす」文化づくりを目指します。

■"sprout!" が目指すこと

■3つのコンテンツ

①東信＝長野県東部

「東信」とは信州・長野県の東部を指します。世界中の町の風景が均質化していくなか、東信は古くから続く歴史や文化をベースに、都市部からの移住者や複数拠点者を新たなファクターに加え、個性的で魅力ある町が集まっています。例えば……

城下町の面影を残す、長野有数の文化拠点、上田市。宿場町時代からの交通の要所であり都市部からの玄関口、佐久市。急増する移住者によって「新・都市」へと変貌する森の都、軽井沢町。オルタナティブスクールから広がる新しい町づくり、佐久穂町。開拓者が切り拓いた八ヶ岳と星空の圧倒的なパノラマ、南牧村。

現在は18の市町村から構成されますが、新設合併が行われる以前はさらに細かくわかれ、それぞれに歴史と個性がありました。

新自由主義が全世界に広まる以前、例えば東京では、同じ中央線沿線でも高円寺と荻窪では街の雰囲気が全然違っていました。そんな、「境を超えると町の個性が全然違う」感覚が、東信にはまだ残っています。

②人

そんな町の魅力に応じて、そこに住む人たちの個性もとても豊かです。古くから積み重なってきた伝統文化を継承する人たち。そして東日本大震災や新型コロナウィルスを経て都市部から増え続ける移住者たち。その活動もまた、とても個性的です。

伝統を継承する人。伝統をアップデートする人。都市の技術と感性を携えた人。都市と伝統を融合する人。

それぞれの思いが詰まった「試行錯誤」や、それぞれの活動のルーツとなった大切な「本」について、インタビューを通して深く掘り下げていきます。

③地球

いま、東信で行われている個性的でさまざまなプロジェクトは、町や風土の既存の資源を生かし、人の手を加えることで改善しながら、問題の解決を図るものが少なくありません。それらはローカルが抱える問題だけでなく、地球規模の気候変動とも直結しています。

放置された森林と、増え続ける野生生物たち。労働者たちが行き交い栄えた、かつての商店街や花街。寒冷で晴天率の高い自然や気候、そこに息づく植物。大規模農業の影で失われつつある、自然と人間のかかわり。

ひとりひとりの実践のベースにある、社会問題や気候変動について、考えます。

■3つの配信チャンネル

東信でサステナブルな活動をしている人にインタビューし、①podcast、②note、③本の3つのチャンネルで発信します。

①podcast

インタビューのメインパートを公開。インタビューは＜前半＞＜後半＞の2つの番組に分けて配信します。＜前半＞では取材対象の活動についてインタビュー。またその補足として、活動の背景にある環境問題や社会問題などのトピックを深掘りしていきます。＜後半＞は取材対象のプライベートな話や、その人の現在の活動のルーツとなった「本」の紹介もしていきます。

以下のプラットフォームで配信します。
※どちらもブラウザでも聞けます（アプリは不要）

►spotify
※以下は最新回が表示されています

► apple podcast
※androidはiTunes非対応です。ブラウザから視聴ください

②note

podcastの未公開インタビューはこちらのマガジンで。インタビュー内容をテキスト化し、写真とともに長文でじっくり紹介します。

※最新記事や取材ノートは無料コンテンツ、バックナンバーは一部有料コンテンツとなります（次のインタビュー記事が公開されるまで全文を無料で読むことができます）

③書籍 (coming soon)

①podcast＋②note＋αで本をつくります。

■サポートのお願い

よろしければ八燿堂の活動にサポートいただけたらうれしいです。金額はご自身のお気持ちのとおりに、任意でご指定ください。いただいたお金は、本の印刷費やポッドキャストの制作費などにありがたく充当させていただきます

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