「年齢は私の一部にしか過ぎないわ!」と言った、スーザンボイル。とても魅力的な女性だなと思った。そしてレ・ミゼラブルの夢やぶれてを熱唱。彼女の場合は未来が見えた。希望に満ちた歌詞に聞こえた。
歳を重ねるって、おばさんになったとか、おじさんになったとかマイナスイメージに日本では捉えられがちですよね。確かに体力の面では若い方に劣っていくけど、年齢とともに得た知識や人との関わり、落ち着き、そして自分のことを俯瞰して見えるようになってくることは、とても素晴らしいことだと思う。それを私は絵画の世界を学ぶことで、よくよく理解していった。人生というのは生き方によって濃くて深いブランデーになるし、サワーにもなる。どのみち、自分の寿命を全うすることができたら、それはそれは自分好みのリキュールになるんでしょうね。