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チケット代雑感(2022年J1第17節川崎vs札幌)

 川崎vs札幌戦と言えば2019年ルヴァンカップ決勝が有名ですが、中村憲剛さんの引退発表直後で連勝記録を止められた2020年のリーグ戦も強く印象に残っています。
 2022/06/18 川崎vs札幌戦は、ダイナミックプライシング対象試合の3試合目でした。

 チケット代の確認方法は川崎vs湘南戦と同じで、後援会会員先行販売初日から毎日21~27時の間にホーム側全席種の前売会員価格、一般価格、リセール枚数、リセール最安値、リセール最高値を「Jリーグチケット」にて目視で確認しました。今回はリセール初日から確認しました。小中料金はデータを誤って削除してしまいました。注目ポイントも同じ2022年前売会員価格との差額です。

それでは席種ごとに見ていきます。

SSS指定(2022年前売会員価格:6,100円)

 販売初日(05/28)21時過ぎには既に完売となっていて、一度も復活することはありませんでした。リセールを確認できたのは、06/08(1席)、06/09(2席)、06/10(1席)、06/14(1席)の4日だけで価格は5,800円もしくは5,811円でした。

メインSS指定(2022年前売会員価格:5,200円)

 会員価格は2022年前売会員価格より400円高い5,600円から始まりました。05/30から06/02まで240円ずつ値段が上がり、その後さらに320円値上げして一般販売開始日の06/04に7,200円をつけました。翌07/05には完売し、その後復活することはありませんでした。なお「Jリーグチケット」では07/06以降も価格表示が更新されていたので、点線で表示しました。
 リセール価格は、初日の最安値(大人)が4,800円、最高値(大人)が5,840円でした。最高値(大人)は06/08に6,800円になりましたが、06/13に6,080円に下がりました。最安値(大人)は4,000~5,000円の間で細かく変動しました。

バックSS指定(2022年前売会員価格:4,500円)

 会員価格は2022年前売会員価格より540円高い5,040円から始まりました。05/30からは毎日240~480円ずつ値上がりして、試合3日前の06/15には10,320円になりました。翌06/16に800円値下がりして9,520円になりましたが、試合前日の06/17に確認した際には、完売していました。
 リセール(大人)は、初日の06/05に4,366円1枚ありましたが、06/07にそれも購入されたようです。06/08に4,366円と5,280円の2枚でました。最高値(大人)は06/14まで5,280円でしたが、06/15に5,040円になりました。最安値(大人)は終始4,000円代前半で推移しました。

メインS指定(大人)(2022年前売会員価格:4,100円)

 会員価格は2022年前売会員価格より220円高い4,320円から始まりました。05/30から毎日160~320円ずつ値上がりして、06/12には7,760円になりました。翌06/13からは一転して毎日320円ずつ値下がりして試合前日の06/17にはさらに400円値下がりして6,080円になりました。
 リセール価格については、最高値(大人)は初日から試合前々日の06/16まで4,640円でしたが、試合前日は4,000円になりました。最安値(小中)は06/05、06/06の3,300円を底に少しずつ値上がりして06/14、06/15に最高値の4,033円になりました。

バックS指定(大人)(2022年前売会員価格:3,900円)

 会員価格は2022年前売会員価格より340円高い4,240円から始まりました。05/30~06/02が160円ずつ、06/03~06/09が240円ずつ、06/10~06/14が320円ずつと値上げ額を上げながら価格が上昇し、06/15に最高値の8,560円になりました。06/16からは800円ずつ下げて、試合前日は6,960円でした。
 リセール価格は、最高値が06/10、06/11に7,000円になった以外は3,500円~4,500円で推移しました。最安値は約3,000円~4,500円で推移しました。

SG指定(大人)(2022年前売会員価格:3,200円)

 会員価格は2022年前売会員価格より480円高い3,680円から始まりました。05/30に確認した時点で完売していて、その後復活することはありませんでした。
 リセール価格の最高値は、06/04に3,680円で始まりましたが、すぐに値を下げて06/06に3,033円になりました。その後は3,000円もしくは3,033円で推移しました。最安値は、2,400円で始まり06/11に2,200円をつけることがありましたが、概ね2,500円~3,000円で推移しました。

SA指定(大人)(2022年前売会員価格:2,700円)

 会員価格は2022年前売会員価格より420円高い3,120円から始まりました。05/30に80円上がった後、05/31~06/09が160円ずつ、06/10~06/12が240円ずつと値上げ額を上げながら価格が上昇し、06/12に最高値の5,520円になりました。06/13に完売した後、いったん06/16に5,040円で復活しましたが、試合前日の06/17に再び完売しました。
 リセール価格は、06/04に最高値2,811円で最安値2,500円で始まりました。最高値は06/15まで2,800円代でほとんど価格変動はありませんでしたが、最安値は2,000円~2,500円の間で変動しました。試合前々日と試合前日は最安値、最高値ともに大きく変動しました。

ホームA指定(大人)(2022年前売会員価格:2,300円)

 会員価格は2022年前売会員価格より500円高い2,800円から始まりました。05/30~06/03が80円ずつ、06/05の価格据え置きを挟んで06/04~06/14が160円ずつ価格が上昇し、06/14、06/15に最高値の4,800円になりました。06/16から400円ずつ下げて、試合前日の06/17は4,000円でした。
 リセール価格は、最高値が2,477円~2,800円の間で細かく変動しました。最安値は06/16に500円をつけましたが、概ね2,000円~2,477円の間で推移しました。

川崎vs札幌戦の入場者数について

 川崎vs札幌戦は、以前はそれほど注目を集めるカードではなかったようです(2017年入場者数18,342人、入場者数順で16番目。2018年入場者数22,522人、13番目。2019年入場者数22,609人、13番目)。また、試合直前の順位は川崎が3位で札幌が11位だったため、上位対決や残留争いがかかっているとはいえませんでした。しかし、入場制限があったとはいえ、試合当日にチケット完売のお知らせがでました。もしかすると、試合日のイベントに人気テレビ番組の関係者のトークショーがあったので、それがチケット販売に好影響を与えたかもしれません。

まとめ

 今回の川崎vs札幌戦は週末開催だったため、川崎vs湘南戦より入場者数が増えてチケット代も高騰することは容易に想像できました。しかし、試合当日のチケット完売までは予想できませんでした。このことから、週末開催だが注目度はそれほど高くはない試合のチケットは、一般販売開始後にリセールで購入するのがよいと思いました。

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