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イタリア

皆様、こんにちは。

今年の2月に、イタリアに行って来ました。

まだ1ヶ所しか行ってないので断言出来ませんが、わたしは多分ヨーロッパで一番好きな国だと思います。

1日のみのショーでしたが、わたしは数日滞在。折角のイタリアを満喫したいと一人残らせてもらいました。

行った場所はローカルかつマイナーな場所、トレビーゾ。ヴェネツィアから電車で1時間半程の所にあります。

こちらも以前からオファーを頂いており行って来たのですが、キャバレーと違い超アメリカンなレストラン&バーでした。あれ?ここイタリアだよね?といった作り。雰囲気はまるでアメリカン。倉庫を改造して作った店内は、体育館の様な大きさ!

右側がバー、奥には厨房があり山盛りの美味しいアメリカン料理が食べれるレストランでもあります。トレビーゾは特に何もない場所なのですが、これだけのキャパのお店はここだけ。週末は地元の人達で満員になります。

毎週金曜日はバーレスクショー、土曜日はロック、パンク、ロカビリーなどのライブをやっています。長い歴史があるお店ではありませんが、実に沢山のバーレスクダンサーを呼んでいます。勿論日本人はわたしが初めて。2回のショーでしたが、ドレスとイタリアンカラーの着物で踊って来ました。

そしてここのオーナー、元ラグビーやってたとかでかなり大きな方。そして犬もいるのですが、かなりの大型犬で名前はテキーラ。このお店の売りがテキーラかつオーナーが大好きなので、この名前にしたそうです。

そんな豪快なお店ですが、着いてすぐにイタリアのスパークリングワイン、プロセッコを頂き、出番前と出番の合間にテキーラを飲まされると言う(笑)。わたしは普段飲まないのですが、飲むスイッチが入った時は結構飲みます。でもショーの前にテキーラを飲んだのは初めて。

テキーラは以前、友達に潰された事があり、苦〜い思い出しかなかったんですね(と言うかその前に散々飲んでとどめがテキーラだった)。

ほろ酔い出番前の写真。

結局この時、ショーの前、合間、そして終わった後に飲まされ、スイッチが入って気がついたら朝でした(笑)。一緒に出演していたバーレスクダンサーもお酒が弱く、警戒していましたが結果2人共結構飲んだと言う結末。わたしは20杯程頂きました…(スイッチが入ると止まらない)。

なのでこのイタリアは、もうテキーラの思い出しかありません(笑)。

然程強い訳でもないのにがんがんと飲んだので、勿論潰れました。あはは。と言ってもわたしは人前で潰れる事はありません。一人になった時に潰れるんですね。しかもテキーラの潰れ方は本当に酷い。勿論翌日は酷い二日酔いでしたが、念願のイタリア。ボロボロの状態で電車に乗り、一人でヴェネツィアまで行って参りました。

観光はあまり好きではないのですが、ヴェネツィアはどうしても見たかったのです。しかもこの日は生憎の雨。そして何も口に出来ない程の二日酔い。

それでも行きの電車では浮き足立ってたのを覚えています。

余談ですが、わたしは昔からバックと靴はイタリア製一筋(足の形には合わないのが多いのが残念)。美しいレザーとデザインが大好きなので、イタリアに来たと言うだけでもう歓喜でした。

しかもイタリアは食べ物が本当〜〜に美味しく、わたしの好み。二日酔いですがヴェネツィアではパスタを頂きました。そして迎い酒も…うふふ。しかしヴェネツィアは観光都市。選んだお店なのか、観光地だからなのか、パスタは可もなく不可もなく。

流石ベネツィア、とてもとてもロマンチックな街で綺麗でした。わたしは個人的にパリより数倍好きです。

観光客で山盛りでしたが一人でぶらぶら歩いて、帰ったのは夜。帰る頃は雨足が酷く、履いていたブーツはずぶ濡れ。それでもとても楽しかったです。

今度はゆっくり行きたいなぁ。

そしてお店に帰ってみると、土曜日と言う事でライブ前でした。この日も奥まで超満員。素晴らしいですね。

またしてもテキーラを飲まされ、ドロドロの二日酔い上がりには1杯でも苦痛のテキーラだったので、この日は早々に退散。ライブもショーの日もそうですが、週末は連日超満員になるそうです。しかもお店の休みはほぼナシ。

ヴェネツィアの余韻に浸りつつ、翌日はネットで探した近所のイタリアンレストランへリベンジに行きました。この日が最終日だったので、どうしても美味しいイタリアンが食べたい! しかもこの日は日曜日。13〜14時までお店が空いてるとの事で、歩いて15分程のローカルなレストランへ。

ここは大当たりでした。英語が話せるスタッフがおらず、翻訳ソフトを使って少し話しをしてオススメを聞き、頼んだのは蟹のパスタとデザートのショコラ。そしてプロセッコ…結局飲みっぱなしだったイタリア。あはは。

手作りのパスタと蟹のソースがこれも〜〜〜!絶品でした。最終日に食べれてよかった地元のイタリアン。この味は忘れず、わたしが食べたパスタの中では最上級でありました。嗚呼、また食べたい…。やっぱり観光地ではなく、英語が通じずとも地元の人が食べに来るお店の方がいいですね。

デザートもシンプルで美味でした。わたし以外は勿論みなさん家族連れでしたが、こじんまりとして少し高級な佇まいのお店にも満足。しかし値段は然程高くなく、スタッフもめちゃくちゃ感じが良かったです。
(場所がマイナーで観光客が来ない場所なので、お店のリンクは載せません。興味のある方はコメント下さいね)

このイタリアの時に一人で撮ったYouTube、日の関係でどんどん暗くなりますが色々話しています。よかったら聞いてみて下さい。

(テキーラタイムを入れてみましたが、途中一瞬爆音になります)

余談ですが、パリのバーレスクダンサーもイタリア最高〜!と悶絶していました。街も人もお洒落だし、お店も素敵。そしてご飯が美味しい、と。そう、イタリアのファッションはパリにはない華やかさと派手さがあり、わたしも物凄く好みの国だったりします。パリは意外に地味で保守的なので、実はお洒落な人が少ないんですよね。パリコレ周辺の方、そしておじいちゃまおばあちゃまがたまにとびきりお洒落、と言う位で若い人もカジュアルが圧倒的に多いです。

住む、と言う選択肢はありませんが、また仕事でイタリアに行ける事を願って。


また近々お会いしましょう🌹


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