マガジンのカバー画像

ひとくち自由律

54
1分で読めるひっかかり
運営しているクリエイター

記事一覧

茶碗蒸しと
思って食べたら
プリンだった件

「手で切れます」に結局ハサミを使うことの絶望感

文字の練習をしています

216円のお会計でなにやらボケボケしてて231円を出してしまったわたしに対して「10円多いですよ」と言うこともなく、何事もなかったかのように15円をおつりでくれる店員さんすき。

ついに「いつものですね?」と店員に問われこの定食屋にはもう来ないと決意する

鼾がガアと響いて目が覚める
腹がグウと鳴いて目が覚める
ひとりきりの部屋で

駅のホームで二羽のカラスに手を噛まれるという夢を見た。噛みついたまま離れなかった。
あれは月曜日の化身に違いない。

地下鉄で二人座れるところに一人で陣取ってるにーちゃんに「どっちかに寄って」って言って見事座ったおねえさんに清き一票を

「三番目の花子さん」ってどっちから数えて三番目なんだよって考えたこと、君にもあるだろう?

おねえさん、その素敵なフレアスカートの広がりで地下鉄の座席三人分占領

シャクトリムシってものをはじめて見て、そのヘンテコな動きに目を奪われたものの、すぐあとに「この動き疲れるな…」と思ってしまったわたしは24時間戦えないサラリーマン

●○●歩行者のかたへ●○●

歩行中みだりに歌を歌うのはお止めください。歌うあなたは気持ちよくても、聞いているほうがなんだか恥ずかしいのです。これは理不尽です。

恋がしたいと思ってしまった。日中会社にカンヅメになっているせいか、ご無沙汰になってる外の人の声を電話越しに聞いたら少し淋しいような気持ちになった。その人と会ったら、付き合ったら、ということを想像して切なくなってみた。ああそうだ、恋は楽しいものだったな。最初のうちだけは。