はるのまい

Children's illustrator&author 『ふうし…

はるのまい

Children's illustrator&author 『ふうしてあそぼ』『つんつんぱん!』(エンブックス)『たまちゃんとまるまるちゃん』(フレーベル館)かすがいサボテンのおはなし(春日井市観光コンベンション協会)布おもちゃ企画&監修 ころりんくまさん(エドインター)

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この春から『先生』になる方や、『誰かの親』になった方へ、伝えたいこと

わたしは保護者の方々からの 『頼りないから』 という声もあり、2人担任を2回、経験したことがあるんですがw🤣 1回目の初任の時の2人担任は、相手の教員に、 どうやったら楽に死ねるかな、と常に考えるところまで、追い詰められていました。 小規模校で、美術の教員は新卒の、わたし1人。週1で別の中学校の美術の先生が、授業観察と放課後の教科指導をしてくれてはいたけど、クラス運営の話も、その2人担任の先生と、もちろんしないとで。 全学年の指導案を考えたり授業準備も1人でしないと

    • 【あれから1年、ウクライナだけじゃないわたしたちの物語】

      歴史は教科書の中だけのものじゃなく、今を生きるわたしたちがつくっている 歴史の勉強ってなぜするのかって、別にテストで100点とるために、試験をパスするためだけに、するわけじゃありませんよ。むしろ大人になってからこそ、真剣に学び続けないといけない分野だと痛感することが多い。家康の時代ももちろんいいけど、世界史もです。 もう2度と、戦争という、愚かな過ちを起こさないためにするんです。 過去から学ぶことが、わたしたちの今後の人生に、大きく関わってくるからです。 なぜならわた

      • 絵本『かすがいサボテンのおはなし』での 挑戦

        わたしの暮らす、愛知県春日井市は、実生サボテン(みしょう。タネから育てるという意味です)の生産日本一と言われている街です。 この度、春日井市観光コンベンション協会さんからのご依頼で、サボテンの絵本を作りました。 春日井市のキャッチコピーは 『子はかすがい 子育ては 春日井』 なのですが、取材をしてみて、サボテンが、たくさんの手間ひまと、時間、人の手をかけて成長していくのが、子育てに通じる部分があるなあと感じて 『実生栽培』(サボテンの成長過程)というところにスポットライ

        • 今日死ぬかもしれないと思った時に後悔するのは、まだ絵本作家になろうと自分の全力を出し切っていない、ということだった2011年3月11日

          2011年3月11日から、今日で11年が経ちます。たとえ被災の当事者じゃなくっても、きっと多くの人が、今日、この日のことを書くかもしれないと、思いを馳せながら。 その中の1人として、書かずにはいられない気持ちを、ここに残しておこうと思います。 わたしはあの日、名古屋市の公立中学校で美術教員として勤務していました。午後は生徒会役員選挙があり、みんなで体育館にいた時に、大きく天井が揺れました。 その後、職員室で流されていた、津波の報道。 あの日の出来事と…同じ年の5月に、長

        この春から『先生』になる方や、『誰かの親』になった方へ、伝えたいこと

        • 【あれから1年、ウクライナだけじゃないわたしたちの物語】

        • 絵本『かすがいサボテンのおはなし』での 挑戦

        • 今日死ぬかもしれないと思った時に後悔するのは、まだ絵本作家になろうと自分の全力を出し切っていない、ということだった2011年3月11日

          絵本作家をやるために目指したこと

          初めてのnote。はるのまいです。 愛知県春日井市という、サボテンが特産品のまちで、絵本を描いたり、月刊誌のイラストを描いたり、企画提案したり、専門学校で講師したり、いろいろやっています。 わたしは現在、何してるの?と聞かれたら、絵本作家やってます、と一応答えています。 絵本を描く人になりたいなあとぼんやりと思ったのは、高校生くらいの時。 (中学の夏の自由研究で絵本描いたりもしてましたが) そこから絵本作家さんの自伝やエッセイ、インタビュー記事などを、現在に至るまで、片

          絵本作家をやるために目指したこと