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人間は「他社基準」では続かない


お客様がオッケーと言わないと、自分は素晴らしい人と言えないのでしょうか。

例えば飲食店であれば、自分の料理をおいしいと言う人もいれば美味しくないと言う人もいる。

それは当然のことです。

でも、お客様がおいしいと言ってくれなければ美味しくないんだ、と言う考え方になると、いったいあなたは何をしたいのでしょうか。

もちろん、お客様と相性がマッチすれば売り上げにつながります。

しかし、全てがお客様次第では、自分の価値観を放棄することに等しいです。

普通の人はこの基準が葛藤しているから、
「何をしたらいいかわからない、じっとしていよう」とブレーキがかかるのです。

あるいは、他社基準で動いているうちに、だんだん他者に振り回されることに疲れ、
「うまくいかないし、何か違う気がする」と思い始めて途中で止めてしまう。

これが、起業しても3年で撤退してしまう原因の1つです。

また、誰かから批判されたり、馬鹿にされるような発言を受けた時、他者基準の人は、それらの情報を自分自身の人格と重ね合わせてしまい、「自分が批判や否定をされた」と認識してしまう特徴があり、様々なダメージを感じやすくなり、ビジネスがうまくいかない、対人関係がうまくいかない、病気が治らないなど、様々な不都合な現実の温床になりやすくなります。

それに対して自分基準の人は、それらの情報を自分自身の人格と重ねあわせず、単なる情報として認識するので、さほどダメージを受けません。

この他者基準を使うか、自分基準を使うかは、人生の中の現実を大きく左右していきます。

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