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思考の整理

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くだらない持論や一見もっともらしいエビデンスで肉づけしているものの、所詮は同じところをぐるぐるしている思考のたまり場。
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記事一覧

2023年やったこと振り返り

浅草寺で吉をひく初詣とおみくじは実家近くの神社ですませているが、通勤路のお寺さんである浅草寺のおみくじは毎年自分をいましめるために引いている。今年は吉が出た。 友人のお店の20周年を祝う尾崎牛が好きすぎてより近いところで料理をしたいと、そこそこいい立地だった地元京都のお店をたたみ鹿児島へ移住した友人。鹿児島でのお店は繁華街から少し離れた住宅街にあり、こんなところでやってどんなお客さんが来てるんかと思いきや、高所得でのんびりした(元)医療関係者のお客さんたちがちゃんとついてい

働くことにまつわる戯言2023

「なんでkmr3は働くんですか?」と同僚に問われた。特に迷いもなく「頭の働きを止めたくないから。」と答える。お金、とか、好きなものを食べたい、とかそういうのが返ってくると思ってたらしい同僚は一瞬😮こんな感じになっていたが、「あああああそれkmr3ぽいぽい!」と一人で盛り上がり立ち去っていった。 確かに、なんで働いてるんだろう、と思うネガティブなことは2023年もたくさんあった。だけど結局、そのネガティブな状況も働いてないと発生しないし、その状況下で自分が何を考え行動に移すかは

海で泳ぐ

母の実家がある関係で、生まれてからほぼ毎夏、沖縄北部の海で泳いできた。泳ぐことは、私にとって「いつもの夏」を新たにインストールし、自分(の資質や心の持ちよう)を再構成することと同義だ。要らない皮を剥ぎ(4年ぶりに訪れた今夏は調子に乗りすぎて顔の皮までむけてしまった)、一部ではあるものの新しい自分をもたらすことができる循環の儀式と化している。 1. 身ひとつ長袖長ズボンのラッシュガードにゴーグルを装着してそのまま海へちゃぽん、もしくは浅瀬から潜り、好きな方向へ泳ぐ。フィンやら

チームのグロースモデル(初版)、2022年の振り返り

一昨年の年末、マネージャー昇格試験を受けてほしいと打診され、当時のマネージャーと、リーダーだった私とでチームの体制を2ラインにする拡張路線かと思っていたら、年始の出社初日にマネージャーからまさかの退職の旨を告げられた。 去年はとりあえず止まったらまずいと思って何でも走りながら考え、時に考えているふうでただの直感だけで進めてきたことも多々あるが、同じ路線を続けることはメンバーにとっても会社にとっても不幸でしかない。 今年は思うところのグロースモデルの青写真を描き、2022年にで

理想主義くんを思い出した

米田シェフの投稿米田肇シェフの『仕事ができなかった頃の話をしよう』という投稿を読んだ。 彼が脱サラを経て料理界へ入ったことは知っていたが、元エンジニアやら最初のレストランでの指の話やらは初見だった(壮絶・・・)。 綴られる出来事のディティールや言われた台詞につい意識を持っていかれそうになるが、どん底まで落ちた時のことを淡々と書かれる今の強さ。 彼はお店を変えて自分のできることを増やし、そこからまたいろいろあっただろうが、結果今の米田シェフに至る。どん底からどうするかは自分

ランキングまとめとロールモデル要望の背景に見えるコスパ思想に関する私見

ランキングまとめ徒然絶景。カフェ。iPhoneケース。100均で買える便利グッズ。ユニクロの新作。 世の中にはランキングやnn選というまとめが溢れていて、溢れているってことは一定の需要があるんだろう。 レビューによるお店や商品の格付け、古くはセレクトショップなるものも存在するし、目利きする側が民衆化した結果の溢れ具合が今、と言う方が現実に即しているのかもしれない。 私も仕事上の調べ物は、ある程度まとめてもらっていると、最初のリーチで見るポイントが絞られる(まとめがない頃はひ

誰かのアウトプットが好きという説明しにくい趣味

「趣味は何ですか?」 相手が自分のことを知ろうとしてくれているかもしれないし、沈黙の時間をなくしたいだけかもしれないし、まぁそこそこ便利な質問だ。問いかける方にとっては。 回答する側って難しくないですか、この質問。 そうでもないのかな。どうなんでしょ。 とりあえず初対面の人には無難に、「スポーツ観戦とフラワーアレンジメントです」と答えることにしていて、そうすると「何のスポーツですか?」とか「何となく極端な感じですね苦笑」で話がつながる。コミュニケーションとしては上出来の回

ちゃんとしたデスク作り おまけ

ちょろっと整えると、まぁ欲が出てくるもので。 というより、そもそも今回のデスク作りは自身のパフォーマンスを上げるという目的があったため、専用机を買っただけで喜んでいてはいけないのだ。 専用机を買って、ちゃんとしたデスク作りができたと喜んでいた時代の私。 マルチディスプレイ体制計画そもそもオフィスでは2画面あるいは3画面を使って働いていて、ディスプレイのない席(弊社は予約制フリーアドレスだ)に当たると、ディスプレイのある席に移動するのが当たり前だった。なぜ在宅勤務は1画面で

月曜のニュースレター

LOBSTERRというニュースレターを月曜の朝に読んで(毎週月曜の7時くらいに配信される)、週末の間にすっかりたるんだ思考を指圧のようにぽちぽちと押しながら、1週間を考えきる頭にチューニングしている。 週に1度の配信なので、速報性が重視されるコンテンツは皆無だ。事象を掘り下げたり、関連性をつかむべく横に広げたり、関係のない別の点だと思っていた事柄とコネクトしたコンテキストを発見したり。上下左右斜めに思考が動き出し、といってもたいていはふんふんと読み流しているのだが、時々何度か

家のワークスペース変遷と、1年遅れのちゃんとしたデスクづくり

2020年の1月下旬には会社から在宅勤務が推奨されていたので、それまで週5出社だった私も在宅勤務を取り入れてはや1年半が経過した。最近では最低出社日数も撤廃され、テンポラリーだと思った在宅勤務が今後も継続することがはっきりしたし、梅雨が明けたと思ったらこの酷暑である。7時台でも駅まで平地15分を歩くだけで汗だくだし、いい加減家の仕事環境をちゃんとしないとと思った。 初期フェーズはありもの利用のスタンディングだった スーパーへ行かなければ日に数十歩しか活動していないというカ

共通言語という昭和の甘美な思い出とハラスメント一考

ああ言えばこのハラスメント、こう言えばあのハラスメント。 ごりごり昭和のサラリーマンを歴代の上司や同僚として接してきた氷河期世代の私には、ここ数年間でのハラスメントハラスメントとも揶揄される状況が新鮮すぎる。だいたい私くらいの世代を挟んで、ごりごり昭和現役世代と、アンチ昭和まではいかないけれどそれ普通じゃないよと言える世代が存在するように見える。 昭和とはところで、ごりごり昭和のサラリーマンとはなんぞや。 オフィスの執務室でタバコを吸っていたとか、怒る部長から灰皿が飛んでく

ただただ好きな組み合わせ②

純米酒と焼きおにぎり新酒をいただくために、朝6時台の飛行機で2月の庄内へ飛ぶくらいには日本酒が好きだ。年に1度会う知人たちと、雪のちらつく中アテとビールを消費しながら蔵へ並び、今年の味を身体に染み込ませる。長らく通っていると、同じ酒蔵の同じ銘柄でも、自分の好きなお米の風味や新しい匂いの誤差レベルの発見と会得があり、自分の身体能力ののびしろをひそかに実感できて愉しい。 日本酒のデータ(から読み解くうんちく)が好きな人には申し訳ないけれど、日本酒度や精米歩合はどうでもいい。 ・口

ただただ好きな組み合わせ①

飲み物と食事の、ただただ好きな組み合わせのメモ。 ブラックコーヒーと御座候 あんこは粒あん派だ。誰が何と言おうと、どこぞの老舗の名物のこしあんが最高でも、最後は粒あんが勝つ(私の中では)。そんな粒あん界の皇帝が御座候だと思う。昔、母がよく買い物の帰りに、千里阪急の地下の通路にあるお店に寄って買ってきてくれた。チョコレートとか羊羹というカテゴリで御座候という言葉があると思っていたら実は商品名だったことに小学生の途中で気づく。改めて調べてみたら、株式会社 御座候なんや。すごい、

いいかわるいかと、好きかそれ以外か。そして自己肯定感を上げることへの過剰さについて。

遠い昔、FM802の番組で、担当DJの最終回、番組の終盤で彼が言った。 「いい音楽、悪い音楽というのはありません。自分の好きな音楽かそれ以外なのです。好きな音楽をどんどん増やしてください。」 私は中学生か高校生で、自分が溺愛している音楽をつくる人たちこそが世界の中心だと思っていた。それ以外の世界、つまり溺愛対象以外の音楽は、聴こえているものの音楽としては消化せず、ただし差別をするわけでもなく、単に自分の中心に存在する溺愛対象を見つめているだけで、それはとても幸せなことだった。