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鏡の衝撃

ある日
立派な毛根を見た。
手が止まらなくなって
同じ場所を何度も何度も抜く。

少し落ち着いたところで
頭皮に手をやってみる。

血の気がサーっとなった。
ん?ここの毛ない?…
すぐに合わせ鏡をして確認してみた。

ハゲてる…
何度も何度も何度も
鏡でいろんな方向からチェックする。

多感な時期にハゲって…
しかも自ら…
大切な髪の毛を…

ついに見た目でも分かるくらいになった。

つらい…

この頃になるともう自分で止める事は難しくなっていました。