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あえて「就社」したい

あまりに色々なことがあって、書くことができなかったけれど、やはり書くことは、何か意味があるような気がしているので、書ける時は少しでも書こうと思う。

コロナ禍の社会的不安にも影響される中、個人的にも生きることの意味を問われるような出来事が次々と起こり、生きていく上での一つの重要な要素、今後の職業選択について、毎日考えている。

昨今、従来の日本型のメンバーシップ型雇用から、欧米型のジョブ型雇用への流れが進んでいるようであり、専門性を高めるよう努力し、その専門性を武器にして就職活動をした方がいいのかと、一瞬思った。

けれど、自分が今までやってきた30年を振り返ると、この仕事をしたいと思っても希望通りいかなかったり、希望がかなっても思っていたような仕事ではなかったり、思わぬことが降りかかったり、想像以上の喜びや、また困難があったり、たくさんの経験をしてきた。決して新卒の時に思い描いた通りにいかなかったけれど、苦労したことも含め、貴重な経験として、人生に彩をもたらしてくれている気がする。

新卒以外の就職活動では、募集しているポジションに応募することにはなるので、ジョブ型採用にはなるが、今、私が思うことは、あえて「就社」することを意識したいと思っている。

この会社のために、この仲間のために、がんばれるかどうか、がんばりたいかどうか。会社の理念に共感し、仲間と共に成長していきたいと思うこと。それが自分の価値観なのかもしれない。

仕事に報酬を紐づけるジョブ型の流れに逆行しているかもしれないが、残りの仕事人生は、縁のあった会社の仲間を支える、その会社の経済活動によって誰かを幸せにする、ために働きたいと思う。

今、無職で、立ち止まっていることに焦りはあるけれど、だからこそ気付けることもある。しばしの間、立ち止まっていられることに感謝して、もう少し模索していこうと思う。




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