🌒

on the way to somewhere

🌒

on the way to somewhere

最近の記事

たゆたう 長濱ねる

長濱ねるを知ったのは、多分「おまじない」という本だったと思う。 掲載されていた文章が素敵で、アイドルとしての名前しか知らなかったから驚いた。 「たゆたう」は親に頼んでアメリカに送ってもらった。ずーっと読みたかったから、図書館にいってしっかり読んだ。 ひとつひとつの言葉に人間味があって、共感できる部分が多かった。たまに、すごい保守的だなって思う場面もあったけど、いつもじぶんがぐるぐる頭の中で考えているようなことをちゃんと言葉にしていて、文章もとても上手いなって感じた。 特

    • 手でご飯を食べる

      アメリカのニューヨーク州に来てもうすぐで3ヶ月が経とうとしている。え・・・今まで気にしてなかったけどあっという間すぎない・・・・ 幸いなことに同じ時期に入学したネパール人の子と仲良くなって普段は一緒に行動することが多くなった。 他にもネパール人が何人かいるんだけど、その中の一人がネパール料理を作ってくれた。手で食べない子もいたんだけど、何か試してみたくなって手で食べた。今回はご飯、チキンカレー、あとはネパールのピクルス?ぶつ切りのサラダみたいなやつ。混ぜながら食べるみたい

      • どうしたらいいかわからないよー

        こんなことをnoteに書くか迷ったけど。自分の日記だしいいよね 喧嘩になるといつも私は感情的になって、責めてしまう。なんで私のことを理解してくれないの?理解しようとしてくれてる?って 13時間の時差もあって、そんな言い合いが毎週のように起きてしまうようになった どうしても自分の理想を求めてしまう。多分私は、人生を急ぎすぎている。1日も1時間も無駄にしたくないし、もやもやしたらすぐに晴らしたい、悲しい気持ちでいる時間が無駄だと思って、相手にすぐ求めてしまう。 もっと、ゆっく

        • うたかた/サンクチュアリ

          「長い目で見ろよ。大丈夫だよ。そんなこと言ってたら俺たちはまだ若くて、いろんなことがある、これから。いいか、本当にお互い気に入ってるってことはな。」 「うまくいっちゃうもんなんだよ、きっと。無理とかしなくても。だめなもんはなにしてもだめになるし、うまくいくものはどうやっても、うまくいくよ。また帰ってくるし、帰ってきた時におまえに男ができてても、怒らないよ。そのかわり、奪い返そうとするかもしれないけど。」 つまり、彼はここにとどまるほどには心を決めてない、まだ私をそれほどには本

        たゆたう 長濱ねる

          Everything everywhere all at onceを見た。

          だいぶ前にこの映画を見たから、あまり覚えていないけど書いてみる。 現代のたくさんの問題も皮肉りながら、とにかくフルスピードで駆け抜けていて、大好きだって思いながら見てた。 ニヒリズムとは一般的に、何にも価値を見出せずすべての根底に虚無が存在すること。この映画で描かれているニヒリズムとはつまり現代人の誰もが持ち合わせているハイスピードな生に対する疲れ、混沌とした感情を表すものである。 ウェイモンドの「ほかの選択肢があっても、僕はエヴリンとの人生を選ぶ」について、ダニエルズ

          Everything everywhere all at onceを見た。

          最近のこと 「怪物」

          最近雨が続いてて生活が順調じゃない。。。本当に天気に左右される人間だから、梅雨は本当に苦手。 気分を晴らすために、映画「怪物」をみた。なんか、圧倒された。何か問題が起きた時に誰か、を悪者にしがちだけど、その人の背景まで考えたことある?自分とは異なる人を排除しがちだけど、それぞれ心の中に怪物を抱えていて、その人なりの悩みや生活がある。学校や家庭などの小さいコミュニティの中だと、マイノリティの人たちは自分がおかしいのかなって考えちゃうし、無意識な言葉の加害性、偏った見方がその人

          最近のこと 「怪物」

          人間失格/ 太宰治

          太宰治とか難しそうだなと思って今まで手を出してなかった。なんで急に読みたくなったのかわからない。 「人間に対して、いつも恐怖に震いおののき、また、人間としての自分の言動に、みじんも自信を持てず、そうして自分ひとりの懊悩は胸の中の小箱に秘め、その憂鬱、ナアヴァネスを、ひたかくしに隠して、ひたすら無邪気の楽天性を装い、自分はお道化たお変人として、次第に完成されて行きました。」 これわかる。葉蔵ほど大袈裟ではないけど、私は相手によって無邪気の度合い?を変えている気がする。あえて

          人間失格/ 太宰治

          三日月の夜

          月が綺麗だねって言ったら、「行っちゃう?」と返してくれるところ 定年後は宇宙旅行に連れてって、星を一つ買ってくれるんだって いつもおちゃらけてるのに、不意にそんなロマンチックなことを言うなんてずるい!

          三日月の夜

          自分

          私は現在、大学4年生の代である。今年度から休学をし、8月からアメリカに留学する予定。 周りは就活をし、自分もそろそろ将来について考えないといけないな〜と焦り始めているけど、なかなか現実を見ることができない。 実際留学から帰ってきても、1年また休学しようかななんて思っている。 私がnoteを始めようと思ったきっかけは、とことん言語化能力が低いからである。 友達に伝えたいことがあっても、あれも話さなきゃ、これも話さなきゃ、ってごちゃごちゃになってしまって結局オチのない話になる。