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【心理的葛藤の濾過】1/26の短篇

心の濁り。
それをふるいにかけるプロセスが大事だ。
まるで不純物の混ざった水を濾過するかのごとくイメージしてみる。
茶色く濁って透明度が低かったその水は、濾過を経て透き通る水になる。

心の問題は厄介だ。
冷静に考えようとしても、思考のさなかで感情や脇にそれた考えが横槍を入れて邪魔をする。
そのような邪魔者に負けず時間をかけて濾過をする。

一滴一滴大切な水。
透明なそれは、当たり前にあるものではない。