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#2 スタジアムの宙にしあわせの歌が響く街

川崎フロンターレプロモーション部部長 天野春果さん著

選書の理由)
タイトルの「しあわせの歌」に惹かれました。
鹿児島ユナイテッドFC大好きで、応援していて、勝敗もゲーム内容も大事だし、いつも一喜一憂するんですけど、「頑張れー!」って応援するだけでは、なんだか物足りなくて。どうしたら、もっと鹿児島として盛り上がるかな。興味を持ったり、好きになったりする人が増えるかな。
フロンターレは、地域に愛されてるクラブってイメージがあり、興味を持ったため読んでみました。

感想文)
だから宙なのか!
川崎だけじゃなくて、陸前高田含めて、日本の、という意味で、あえて空じゃなくて広がりのある宙を使ったのかな。宇宙にももちろんかかってるんだろうな。

さて、内容は川崎市民の生活を未来永劫豊かにすること、を理念に、それはそれは次々と出てくる課題をどうにか、時には屁理屈wをつけてクリアしていく天野さん。
企画を考える中での6つの軸「地域性、話題性、社会性、低予算、営業、ユーモア」と「話題性のアイウエオ」。企画を進める中でぶち当たる課題に対して、どこが足りなくて、どうクリアするか、悩みもがく姿がありのままに書いてあります。
特にいいなと思ったのは、ひとつのサポーター団体の代表の方と天野さんが、ホームタウンに対する思いを共有していて、相思相愛なところ。この代表の方、ほぼ、クラブスタッフなんじゃないかと思うくらいの働き。驚くことに、こういうサポーターさんが代表の方だけじゃなくて、他にも多く出てきます。サポーターさんが、きっかけで企画が前に進む突破口が見つかったり。
どっちが後先でもないでしょうが、サポーターをはじめ地域との絆がクラブの強みになってるという印象を受けました。

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