ただ、ただ。
感謝。

見つけてくれてありがとう。
受け取ってくれてありがとう。
感じてくれてありがとう。
伝えてくれてありがとう。


たくさんの
”あなた”に感謝している。
今の自分がいるのは
“あなた”のおかげ。

今日も感謝が溢れる。

そして。
誰かが感謝を伝えてくれた時、
いつも浮かぶのは
遠く離れた友の笑顔。
あの子の笑顔。

救われた。
涙が溢れた。
笑顔になれた。
あなたの笑顔の前では
素直になれた。

あの頃の私は
もらってばかりだった。
だけど。
いつの日か私も
あの子の笑顔になりたいと思った。

それでも
きっとたぶんあの子には
返しきれない。

だから。
もらった感謝を
広げていきたいと思った。

あの子が私を救ってくれたように、
私も誰かの勇気になりたいと思った。

ねぇ。
今もあの頃くれた言葉は
私の背中を押してくれるよ。
迷った時や辛い時、
あなたがくれた言葉が
私をやさしく導いてくれるよ。

たった１つの言葉が
私の人生を救ってくれた。
生きる勇気になったんだ。

離れていても、
不思議なほど
つながっている。
言葉を交わさなくても
伝わっている。
やさしく見守ってくれているのが
分かるんだ。
あなたが生きてると思うだけで
心の支えになる。

私もやっとあの頃より、
少し強くなれたよ。

今日は特別に聞いてほしい。

あなたからもらった
感謝を広げてみたら、
もらったものは
また感謝だった。

この胸がギュッとなる。
感謝することがある私は
もうそれだけで
幸せなのかもしれない。
1人じゃないのかもしれない。

感謝の気持ちは
心から溢れるものだから。
誰かがいて生まれるものだから。
つくろうと思っても
つくりだせないから。

「ありがとう」をもらって
「ありがとう」と想うたび、
今の自分も
悪くないのかな、なんて思う。
今の自分が
少し、好きになれたりする。

きっと、そうやって。

私はこれからも
もらった感謝を広げながら、
その感謝で
感謝をもらうのかもしれない。
もらった感謝で
自分を好きになるのかもしれない。

最終的には
ぜんぶ、愛。

パン子