あえて一駅前で降りてみる 「心の余裕」のお話
日々のオフィスまでの電車通勤。
たまに気が向いたとき、あえていつもより早い電車に乗り、
一駅手前で降りてみる。
これまで私は、オフィスにちょうど5〜10分前ぐらいに到着するよう
最短ルートで通勤することが一番効率が良いと思っていた。
もちろんこれは効率は良いけれど、
どこかに「常に焦っている自分」がいることに気づいた。
考えてみると、最短ルートで一番効率の良い電車で通勤すると
「予定外の出来事」は受け入れられない。
・もし電車に乗り遅れたら・・・
・もし電車が遅れたら・・・
・もし通行止めで遠回りしないといけなかった ら・・・
・もし財布を家に忘れたことに気づいたら・・・
すぐに思い浮かぶ「予定外の出来事」はいくつもあって、
これらが起こってしまうと遅刻に直結してしまう。
「完璧」なシナリオしか許されないために、
予定外の出来事一つひとつに敏感に反応し
焦りやストレスを感じてしまう。
たとえ完璧に予定通りオフィスにたどり着けても
通勤途中ずっと気を張ってきたから、
心に余裕がなく仕事でも焦ってしまいがち。
私たちはよく効率を求めて行動するけど、
効率化した先に目指しているものは?
効率化で空いた時間を予定で埋め尽くしてしまえば、また効率化を求めて…
というサイクルが永遠に続いてしまう。
私は効率化して空いた時間は、
余裕を持ってゆっくり過ごしたい☆
そう思って、あえて早めの電車に乗ったり、
始業前に一駅分歩いてみることにした。
そうした日はなぜか心が穏やかで、
仕事にも追われず終日余裕を持って過ごせる気がする♪
毎日は難しくても、たまには「あえて」何かするのも良いのかも。
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