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「自分を好きでいられる行動を選ぶ」という目標設定では、自分を好きになれなかった

こんにちは、マイです。

私は2020年の終わり頃から2021年半ばにかけて心のことを学んでいたのですが、

それより前、ネットなどで独学で心理系の知識を入れていた頃に、一時期掲げていた目標があります。

それは【自分を好きでいられる行動を選ぶ】というもの。

それを続けていけばきっと自分を好きになれる!と思ったからです。

しかし、結論から言うとそれはかえって逆効果でした。

なぜなのか?をお話していきますね。


◎自己肯定感を上げるための目標だったはずが・・・

【自己肯定感】という言葉が有名になって久しいですね。

これは「自分をありのまま肯定する感覚」のことを指します。


自己肯定感が高まれば、もっと自信を持てるのではないか。
そしたらもっと幸せな日々を送れるのではないか。
そのためには、自分を好きになったらいいんだろうな。

・・・そんな考えで、【自分を好きになる方法】を模索していた過去の私。

そして思いついたのが、前述した【自分を好きでいられる行動を選ぶ】という目標です。


例えば、以前は体型を気にしていたので、食事を選ぶときには【自分を好きでいられるように】太りにくいメニューを選ぼう!とか。

部屋の片付けは面倒だけど、片付けられない自分は嫌だから、【自分を好きでいられるように】きちんと片付けよう!とか。


一見、その習慣がつけば自分を好きになれそう・・・ですよね??

でもこれ、実は逆に自分責めにつながってしまう目標だったんです。


◎常に理想の自分でいよう!は無理がある

なぜ、自分責めにつながるのか?というと。

先程の例えでいうと、太りにくいメニューを選ぼうと思っても、たまにはどうしても食べたい!って高カロリー食選びたくなっちゃいますよね?

片付けも、気分が乗らなかったり、体調が悪かったりしてできないこともありますよね?

そうすると、「あーやっちゃった・・・」と自分を責めてしまう。

しかも、その行動に対してだけじゃなく、「目標を守れなかったこと」まで責めることに。
(二重苦。。)


いつでも理想の自分でいなきゃ!というのは大変です。

無理があります。

理想通りいかないときも必ずあるんですよね。


後に学んだのですが、「自己肯定感が高い」というのは【理想とは違う自分を含めて、すべてありのまま肯定する】ということ。

「こんな自分は嫌だから、好きな自分になろう」ではなかったんですね。

全く勘違いをしていて、真逆の目標を立てていたのでした。


※そもそも「自己肯定感が高まれば幸せになれるだろう」というのがずれていたことも後に気づきました(笑)
(心を整えて楽に穏やかになって、幸せを感じられるようになった結果、気づけば自己肯定感が上がっているってイメージ)
まぁそれはまた別の機会に。


ともかく、今は目標らしい目標は立てていませんが、

意識しているのは、理想とは違う自分でも「これも私」と受け入れること。

いや、最近は「理想」すらあまり考えないかな(笑)


・・・そんなんじゃダメな自分になりそうって思いますか?

でもこんなんでも、私は今「自分のこと好き」って思ってます

無理に追い込まず、穏やかにいられるのはとっても心地いいです。


◎嫌いな自分を受け入れると心穏やかになれる

ということで、「好きでいられる自分でいよう」という意識が、逆に自分を追い込むことにつながってしまった体験談でした。

私のように目標を立てずとも、皆さんも「こんな自分は嫌、こんな自分ならOK」のように部分的に嫌っているところはありませんか?

もちろん、好きな自分になるよう努力することで張り合いが出る!楽しい!というのなら思う存分やったらいいんです。

ただ、それが自分を苦しくさせるのならやめても大丈夫。

その【嫌っている部分】を「しょーがないな、これも私の一部だし」と受け入れると本当に穏やかになりますよ。

ちょっと勇気はいるけどね。


それではこの辺で。

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