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自分勝手でも自己犠牲でもなく、「自分らしく」。

※本記事は、2020年2月27日にブログにて公開していたものをリライトしています。


こんにちは!マイです。


皆さん、日々自分らしく生きられていますか?

そんな呼びかけをしている私自身、まだ「自分らしい生き方」を模索中ではあるのですが。笑

特に内向型やHSPの人は「自分らしくいられていない気がする」「自分らしいって何?」

と感じることも少なくないと思います。

今回は、模索中の私なりに「自分らしく生きる」を言語化してみたいと思います。


自分らしい=自分に正直

結論から言って、「自分らしくいる」とは「自分に正直でいる」ことだと考えています。

自分の感情に嘘をつかない。

気持ちにふたをしないで認めてあげる(ネガティブな感情もそのまま受け止める!)。

言いたいことを言ったり、やりたいことをするのを、自分自身に許可する。

結果として自信がついてきて、自分らしく振る舞えるようになるのだと思います。


よく内向型やHSPへのアドバイスとして「自己肯定感を高めよう」など言われることがありますよね。

その背景として、内向型やHSPは少数派であることが挙げられます。

そのため、周りに共感を得られなかったり、理解されなかった経験を持つ方も多いでしょう。

誰かに否定されたり、自分自身でも「どこかおかしいのかな?」と自信を持てなくなることもあったかもしれません。


しかし、人はそれぞれ違います。

外向型・内向型の区別や、それ以外にも様々な条件があり、誰一人として同じ人はいませんよね。

自分は自分、他人は他人。違いがあって当たり前、という意識でいると、比較して自信を失うことも減ってきます。


「自己肯定感」とは言いますが、個人的には過度に「肯定」するよりは、ありのまま受け止めるというイメージを持っています。

自分の感情を受け入れる、認めることが「自分らしくいる」ことの第一歩だと思います。


自分らしくいるために:自己犠牲をしない

HSPの人には「共感力が高い」という特徴があります。

そのため、周りの人の立場で物事を考える傾向の方が多いのですが、時にはそれが「自己犠牲」になってしまうことがあります。

他人の迷惑になりたくない、嫌な思いをさせたくない、と感じて自分の気持ちを出せないのです。

しかし、先ほども述べたように、自己犠牲して言いたいこと・やりたいことを我慢していると自分らしい生き方とはかけ離れていきます

我慢するということは、自分に正直でないということですよね。


人は人、感じ方もそれぞれです。

想像して思いやっているつもりでも、相手の気持ちを正しく読み取れているとは限りません。

相手の気持ちに寄り添いたいと思うなら、直接聞いて確認するのがいいですね。


といっても本音を打ち明けてくれない場合もあるかも…?

うん、そうですね。

だからこそ、自分を犠牲にしてまで相手を思いやる必要はないのです。

自分に正直になることは、自分を大切にすることに繋がりますね。


自分に正直、は「自分勝手」ではない

「自分に正直に」「自分に嘘をつかない」と言うと、こんな疑問がわくかもしれません。


「自分に正直になるって、自分勝手じゃないの?」


私の考えは「自分勝手は相手への押し付け、自分を大切にすることには繋がらない」、よって「違う」です。

自分勝手・自分本位になるということは「自分さえよければそれでいい」状態であると言えます。

他人より自分の気持ちを押し通す、要するに相手の気持ちを無視しています。

ただ、自分らしく生きていいのは、自分だけではありませんよね。

だとしたら、自分の気持ちを押しつけることは相手の自由を侵害してしまうかもしれません。


逆の立場で考えるともっとわかりやすいです。

相手が「自分はこう思う!」とあなたの気持ちを無視して押しつけてきたら、しんどいですよね?

その人と離れたくなるかもしれません。

その人と楽しく過ごすことができなくなるかもしれません。

「私はこう思うのに…」とモヤモヤするかもしれません。

「自分勝手」は、人を(もしくは人の心を)遠ざける結果に繋がってしまうのです。

自分らしく生きる権利を行使したいのなら、周りの人の権利も同じように認めることが大事です。

思いが違う人同士が一緒に何かをするときは、とことん話し合って、譲り合えるところは譲って、お互いが納得する点を見つける作業が必要だと思います。

どちらかが我慢するのではなく、どちらも納得できる点を見つけるのがポイントですね(どうしてもその「点」を見つけられなければ、一緒にやること自体を思い切って諦めるのも手です)。


最後少し話がずれた気がしますが…

まとめると「自分らしく生きるために自分に正直になること」は、自分勝手になることではありません

誰もが自分らしく生きていい、そのために他人の「自分らしく生きる権利」も尊重しよう!ということです。


自分も他人も尊重して、みんなで自分らしく生きられる社会へ

今回は、私なりに「自分らしい生き方」について深堀りして考えてみました。

自分を大切に、同じく周りの人も大切にして、みんながのびのびとやりたいことをやれる社会になったら素敵だなぁと思います。

そんな優しい社会になるよう、私もそんな人間になれるよう一歩一歩進んでいきたいです。


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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