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為に美しく

2020-21AWのテーマは『woman』


“ホテルで待つ”をストーリーに 今回のラインナップは始まります。




女性は何の為に美しくありたいのでしょう。
誰の為に美しくありたいのでしょう。

社会の為でしょうか
パートナーの為でしょうか
それとも
自分自身の為...


何か、或るが故に
美しいとはなんぞや?
という壮大なテーマに立ち向かうわけです。




女と男 男性から見た女性 女性の内面と外面
内面にある女性性と男性性
いろいろな角度や解釈の上で存在する二面性。


ホテルではパートナーを待っているのでしょうか。
バリバリ働いている女性のひとときの休日でしょうか。
友人との食事でしょうか。


そんなことを
自分自身と重ねて想像してもらいたいと思います。





全世界がまだまだとても不安な状況にある中
洋服というフィールドで私も微力ながら何かできることはないかと考えたりしました。

その答えのひとつとして

私自身が女性の肉体を持って女性服と対話するとき
見えてくるものは
性の本質ともう一度、丁寧に向き合いましょうということでした。

とことんシンプルに“女性である”ことを、
洋服を通して味わって欲しいという願いがそこには存在します。

だからこそ そのままに
『woman』とテーマ付けることにしました。




ちょうど時期は緊急事態宣言が出る出ないの瀬戸際。
苦渋の選択により展示会自体は断念。

対面を避けonlineでの受注となりました。

押さえていた展示会場。
とりわけ 展示会場を手伝ってもらう為予定を開けてくれていた人、
会場で流す為にわざわざ作ってもらったBGM。
ごめんなさい。

手にとって触って試着して。
そういったことを楽しみにしてくださっていた方々に向けて
いろいろと 古き良きやり方と新しいやり方。
どちらも手を取り合ってブラッシュアップしていきます。



2020-21AWのルックを見ると
写真の中に黒豹とワシがちらちらと出てきます。

👉 LOOK 
furuta-official.com/a2020-21fw2/


黒豹は女性性を、ワシは男性性を意味し
全く映ってはいないんですけど実は立ってるルックにも黒豹を置いています。笑

テキスタイルからもわかるように女豹と代表されるレオパードの柄や
その対極にあるような男性的なハーレーダビットソンのビンテージやテキスタイル。
どちらも強くエネルギッシュ。

その横にはまたしても対極性とも言える
とても繊細なシフォンやドットチュール、今にもこぼれそうな刺繍が並んでいます。


いろんな“女性(自身)”をたゆたいながら
自由に在るということを意味しています。



為に美しく。

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どうか1日1日があなたにとって素敵でありますように。

愛を込めて
furuta

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